ここ数年、メディアに取り上げられたり、専門のテレビ番組ができたりと、なにかと人気のサウナ。英会話で「最近、サウナ通いをしてるんだけど…」と言いたいけれど、どう表現すればいいのか、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?そこで今回は、サウナにまつわる便利な表現をご紹介します。
世界中でブームのサウナを共通の話題に
海外の人と仲良くなるには、共通の話題を見つけるのが一番です。意外なことに、サウナブームは日本だけの現象に止まりません。じつはサウナは、ニューヨークやロンドン、ドイツでも人気です。
・I go to a Sauna.(サウナに通う)
・I take a Sauna.(サウナに入る)
・ I feel revitalized after going to a Sauna.(サウナに行った後は、ととのうね)
・ How about going to a Sauna?(サウナに行きませんか?)
本場フィンランドでは、サウナは神聖な場所です。心と体の健康のためにサウナに入るフィンランドの人々ですが、その昔、サウナはお産の場所でもありました。海外のサウナ好きたちと話すときには、その国のサウナの入り方やどんなときにサウナに入りたいと思うのかなどを尋ねれば、話も弾むのではないでしょうか。
日本でサウナが設置されたのはいつ?
現在、日本は第三次サウナブームだそうですが、いったい日本ではいつからサウナが存在するようになったのでしょうか?日本初のサウナは、東京・銀座にある温浴娯楽施設「東京温泉」に誕生しました。海外でサウナ施設を見かけた創業者が、1957年(昭和32年)に乾式サウナ風呂を設置します。それから7年経った1964年、東京で開催されたオリンピックの選手村にサウナが設置されたことをきっかけに、サウナは日本全国に普及するようになりました。
一般的には、フィンランドがサウナ発祥の地として有名です。フィンランドでは、いまから1500年~2000年も前から、サウナが存在したとされています。しかし、興味深いことに、古代ローマにもサウナがありました。大浴場を建設するほどお風呂を愛してやまないローマ人たちでしたが、大浴場には、なんと「ラコニクム」と呼ばれるサウナのための部屋が存在していたといいます。また、「スダトリウム」と呼ばれるスチームサウナも存在していました。古代ローマの最大規模の大浴場は、なんと3000人以上も収容できたのだそう。
サウナの醍醐味とは?
サウナの醍醐味は、サウナを楽しむ人それぞれ。眠れないからサウナに通うという人もいれば、痩身など美容のためにサウナに通うという人もいます。水風呂がサウナの醍醐味だという方もいれば、老廃物を出し切った最高のデトックス感が味わえるのが醍醐味だという方も。英語で、サウナの醍醐味を語るときには、「The best part of taking a Sauna is ~(サウナに入る醍醐味といえば~)」と言えるでしょう。
サウナには、疲労回復やストレス解消などのメリットがある一方、肌や髪が乾燥するなどのデメリットが。とくに日本のサウナは、乾式(高温で湿度が低い)が多いため、サウナに頻繁に入りすぎると、肌や髪にダメージを受けやすいようです。
というのも、髪の大部分はケラチンと呼ばれるたんぱく質からできていて、残りの部分は脂質とメラニン色素などから構成されています。たんぱく質は高温になると変化する(熱変性)物質です。熱でたんぱく質が固まると髪の中に空洞ができてしまい、キューティクルが開くことで、髪内部に保たれていた水分が流れ出ることに。すると、髪に潤いがなくなり、パサパサと乾燥した状態になります。
「サウナに入りたいけど、髪の健康も守りたい!」というのであれば、サウナに入るときにサウナハットを被って熱から髪の毛を守ったり、サウナに入る頻度を適度なものにしたりすると良いでしょう。
トルコ南部を震源とする地震について
このたび、トルコ南部で発生した大規模地震において亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。被災地の一日も早い復興を、株式会社インフォシード一同、心からお祈りしております。
下記にトルコ大使館への義援金の送金先をtwitterより転載させて頂きます。