翻訳を依頼するときには、できるだけ優れた翻訳家を選びたいですよね。そんなとき疑問に思うのが、翻訳家に公的な資格はあるのかということ。弁護士や医師のように、翻訳家にも資格や免許がいるものなのでしょうか?
結論から言うと、翻訳家を名乗って翻訳業を行うのに資格は必要ありません。翻訳家として活躍している人たちは、次のような形で翻訳業に就いているケースがほとんどです。
過去の就業での知識を活かして翻訳業
翻訳家には言語の知識はもちろん、内容に関する深い知識が求められます。前職で得た知識を活かしてその分野で活躍する翻訳家は多数います。
翻訳スクールや大学で翻訳を学んで翻訳業
通学・通信に関わらず翻訳スクールはたくさんあります。そういった場所でプロの翻訳家から指導を受けたのち実務に移る翻訳家も多数います。
翻訳の資格も存在する
翻訳家を名乗るのに資格や免許は必要ありませんが、翻訳に関する検定・資格も存在しています。日本には政府による認定試験はありませんが、日本翻訳連盟(JTF)による「JTFほんやく検定」などいくつかの検定・資格があります。アメリカやオーストラリアなどには翻訳者・通訳者協会による認定試験があり、そういった資格を持っている日本人翻訳家もいます。
実務経験豊富な翻訳家が安心!
そういった試験の認定資格を持っているということは向上心の表れでもありますが、日本で活躍する翻訳家たちでそういった資格を持っている人は少数派です。資格を持っていなくても、何十年も豊富な実務経験を積んでいる人がほとんどです。翻訳家を選ぶ際には資格の有無にとらわれず、どんな分野でどれくらいの経験を積んできたかを重視すると、良い翻訳家に出会えるはずです!
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