海外でプロの翻訳家になるために必要なスキルと優れた翻訳家の特徴

母国語も含め、2つ以上の言語を話す人であれば少なからず通訳や翻訳の経験があるかもしれません。また、中には自らの語学力を活かした仕事に就きたいと思っている人もいらっしゃるでしょう。今回は、海外でプロの翻訳家になるために必要なスキルと優れた翻訳家の特徴をご紹介します。

言語サービス業界は景気後退の影響を受けない?

コンピューター技術の進歩により将来的に消える職業やなくなる仕事があると聞くと、翻訳や通訳といった言語サービス業界もいずれなくなるのではと危惧する人もいらっしゃるのではないでしょうか?しかしながら、言語サービス業界は成長の一途を辿っています。

景気の影響を受けやすい業界として、建設業や不動産業、外食業界や人材業界などが挙げられます。世の中に存在する企業のほとんどは景気に影響されやすい業界に属しますが、情報・通信業や言語サービス業界は不況耐性が高いといわれています。

その証拠に、2017年の世界の言語業界の売上は430憶8000万ドルを記録し、2021年までには約470憶ドルを超えると予測されています。まだまだ成長が予測される言語サービス業界ですが、現在アメリカでは3000以上もの言語サービスプロバイダーが存在しており、5万人を超える翻訳家および通訳者が活躍しています。言語サービスプロバイダーの需要はアメリカだけでなく、イギリスやフランス、イタリアやスウェーデン、そして中国や日本でも高く、数多くの言語サービスプロバイダーが存在しています。

プロの翻訳家に求められるスキルの世界基準とは?

世界で活躍できるプロの翻訳家になりたいのであれば、語学力以外にもコンピューターのスキルとビジネススキルを身に付ける必要があるでしょう。適格かつ正確に原文を翻訳することは大切です。しかし、プロの翻訳家として翻訳で食べていこうと思っているのなら、翻訳の質を保つと同時に数をこなす必要があり、どんどん仕事をこなしていかなければなりません。

翻訳作業の効率化を図るためには、いくつかのソフトやアプリケーションを使いこなせる能力が求められます。コンピューターのスキルがあれば、即戦力になりやすいため仕事を得やすいというメリットも。ですから、「将来は翻訳家になろう」と考えているのであれば、語学力はもちろん、コンピューターに関する知識も培うようにしておきましょう。

さらに、翻訳を仕事にするのなら高いビジネススキルが必要です。プロとして活躍している翻訳家の多くはフリーランサーであるため、自ら進んでネットワークを築いていかなければなりません。どんなに高い翻訳スキルを持っていたとしても、自分から行動しない翻訳家には仕事は回ってこないもの。そのため、マーケティングとセールスについての知識を取り入れるようにしましょう。

優れた翻訳家の特徴とは

翻訳を依頼する場合、翻訳会社の料金だけで選ぶ人は少なくありません。しかし、トラブルを避けるためにも、料金だけに注目するのではなく優れた翻訳家に仕事を依頼したいと願っている人もいます。先述したようにプロの翻訳家に求めらる3つの基本的なスキルを持っているほかにも、優れた翻訳家にはいくつかの特徴があります。

優れた翻訳家であれば、クライアントが要求する手順に従うべきです。守秘義務を負う、信頼できる人物であることはもちろん、どの翻訳家もクライアントの規則を遵守する必要があります。また、優れた翻訳家は柔軟で即応性があります。さらに、優れた翻訳家は専門分野の知識に長けているべきです。例えば、契約書や裁判に関する書類を翻訳する法律翻訳と呼ばれている分野においては、法律の知識が求めらるでしょう。

優れた翻訳家だと認められることは、プロの翻訳家として活躍するのに欠かせない要素です。翻訳の道で生きていこうと決意しているのであれば、語学力だけではなく常に高い向上心を持ち続ける必要があるでしょう。

Webで翻訳はプロの翻訳家が揃っています。翻訳だけで生活を成り立たせるのは大変な事ですが、優れた翻訳家であればそれも可能です。優れた翻訳家がどのようなプロフィールなのかお客様からどのように評価を受けているかなどWebで翻訳の翻訳家検索で見ることが出来ます。どのような評価を受けているのか是非ご覧ください。

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