もうすっかり定番になった?インターネットから生まれた10の英単語

言葉の移り変わりは早く、常にアップデートされ続けています。それゆえオンライン版の辞書には、新語の追加が定期的に行われているのだとか。インターネットは1960年代から始まったといわれていますが、爆発的に普及したのはここ十年ほどの間。インターネットが普及したことにより新たに生まれた言葉がたくさんありますが、今回は辞書に追加されているインターネットから生まれた英単語をご紹介します。

Twerk

「Twerk」または「Twerking」とはヒップホップダンスの一種で、足を開いて腰を落とし激しくお尻を振るセクシーなダンスのことを指します。もしかすると、この単語をSNSのハッシュタグで見かけたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか?マイリー・サイラスがこのダンスをしたことで流行し、現在ではヒップホップダンスとしてだけではなくエクササイズの一種としても行われています。

Phablet

フォンとタブレットの造語である「Phablet」。どちらもわたしたちの生活に欠かせないものとなったガジェットたちですが、スマートフォンとタブレットの中間で5.5インチから7インチほどの大きさの画面サイズのものをファブレットと呼びます。ポケットに入れるには大きすぎタブレットと呼ぶには小さすぎるものの、便利なアイテムであることには違いありません。

Derp

「Derp」とは、ばかばかしいことに対して使われる言葉です。過激なアニメとして知られているアニメ「サウスパーク」は、アメリカ・コロラド州に住む小学生たちの日常を描いた人気シリーズ。シーズン3に登場したミスター・ダープが由来となっており、ばかなことをした後に変顔をして「ダープ!」という人物です。すでに10年近く使われている言葉で、インターネットでもすっかり定番化した英単語でもあります。

Srsly

「Seriously」の略語で、ネットスラングの一つです。「マジで」という意味になり、信じられないことや怒りを感じたことに対して「Srsly, WTF?!(マジなんなの?!」というように使うことができます。ただし、この略語をSNS等で頻繁に使用していると正式なつづりを忘れてしまいそうになるので注意しましょう。

FOMO

「The Fear Of Missing Out」の略語で、「取り残されることの恐れや不安」という意味です。2011年に出現した言葉で、特に情報をこまめにチェックしないと不安になるSNS病のことを指して使用されています。「FOMO」が進行すると、「SNS-addiction(SNS依存症)」になってしまい、日常生活だけではなくメンタルヘルスにも大きな影響を与えます。とはいえ、世界ではいまでも多くのSNS利用者が存在していますから、「FOMO」が世の中からなくなる日はまだ先のことだといえるでしょう。

noob

「新参者、初心者」を意味し、最近ではふつうの会話中にもよく耳にするようになった単語ですが、主にオンラインゲームでよく使用されている言葉です。どちらかといえばゲームが下手なプレイヤーをやじるのに使用されているネガティブな言葉で、本物の意味で初心者といいたいのであれば「newbie」を使用したほうが良いでしょう。

Unfriend

SNSなどの交友リストから友達を解除することを意味します。動詞として使用されていますが、「Unfriendliness」になると名詞となり「無愛想なこと、不親切さ」といった別の意味になります。日本では断捨離ブームがいまも続いているようですが、人間関係を整理したり断捨離したりするときに使用できる言葉だといえるでしょう。ちなみに片付けコンサルタントとしてアメリカをはじめ、世界中で人気を博している「こんまり」さんですが、彼女の通称である「KonMari」が片付けるという意味の英語として使われているのだとか。そのうち、SNSの交友リストから友達を解除したり削除したりするときにも使用されるようになるかもしれませんね。

インターネットの世界だけでなく、生活をしている上でいつも新しい言葉が生まれています。流行語だけでなく、新しい製品、商品が生まれたときに名前が付きます。例えば、江戸時代には冷蔵庫や電子レンジなどと言う言葉はありませんでした。時代によって使われる言葉と使われなくなる言葉、それぞれをきちんと把握して翻訳するのがWebで翻訳です。時代時代に合った言葉、時代背景にあった言葉で翻訳致します。

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