イギリス旅行でぜひ訪れたい美術館・博物館

イギリスには、素敵な美術館や博物館がたくさん存在します。イギリスといえば、大英博物館が有名ですが、ほかにも充実したコレクションを収蔵している美術館が多く、美術作品を見て回った後の満足度が大きいのも嬉しいところ。今回は、イギリス旅行をするのであれば「マスト・ビジット」の美術館・博物館をご紹介します。

ナショナル・ギャラリー

イギリスのナショナル・ギャラリー(National Gallery)は、ロンドンのトラファルガー広場に位置する世界的に有名な美術館です。チャリング・クロス駅とレスター・スクウェア駅から徒歩3~4分ほどの場所に位置し、大英博物館から歩いて15分ほど。この美術館には13~20世紀の西洋美術作品が収蔵されており、ダ・ヴィンチの名品「岩窟の聖母」、フェルメールの「ヴァージナルの前に立つ若い女」、ウィリアム・ターナーの「戦艦テメレール号」、ゴッホの「ひまわり」など、有名作品が展示されています。

美術館内にはカフェやレストランもあり、訪れる人々がゆっくりと休憩や食事を楽しむことができます。また、ギフトショップでは美術関連の書籍やポスター、アートグッズなどが販売されています。

シャーロック・ホームズ博物館

一般的に、シャーロック・ホームズの小説を読んだり、映画やテレビドラマを視聴したりするだけでなく、作品に関する研究や議論、コスプレやイベントに参加する熱狂的なファンのことをシャーロキアン(Sherlockian)と呼びます。そんなシャーロキアンの聖地が、ベーカー街にあるシャーロック・ホームズ博物館です。

アーサー・コナン・ドイルが書いた探偵小説の主人公シャーロック・ホームズの家を再現したこの博物館は、1990年にオープンしました。ベーカーストリート駅から徒歩1分のところにあるシャーロック・ホームズ博物館に入るには、1階にあるグッズショップで入館チケットを購入しなければなりません。

「221B」と書かれたドアが博物館の入り口となっており、2階にはホームズの寝室とリビングが、3階にはワトソン博士と大家のハドソンさんのお部屋があります。最上階である4階には、小説中の名シーンが蝋人形で再現されているため、どの作品のどのシーンかを推察してみると面白いかもしれませんね。

Pollock’s おもちゃミュージアム 

イギリス・ロンドンを旅行するのであれば、こちらの博物館を訪れてみては?この博物館は、マーガレット・ポロック(Margaret Pollock)とアン・アトキンソン(Anne Atkinson)の姉妹が1960年に設立しました。ビクトリア時代の建物の中には、19~20世紀初頭にかけての様々なおもちゃや人形、ゲーム、パズルなどが展示されています。また、おもちゃの歴史や制作方法についての情報も提供されています。

おもちゃ博物館は世界の至るところにありますが、ロンドンにあるこちらの博物館は、訪問者をノスタルジックな気分に浸らせてくれる場所のひとつです。展示されているおもちゃは鑑賞するだけでなく、手に取ったり、遊んだりすることも可能。ミュージアムにはショップもありますから、おもちゃや関連商品を購入することもできます。

テート・モダン

20世紀以降のアート作品を集めた、現代美術専門の美術館です。かつて発電所として使用されていた建物を改装して2000年に開館した美術館で、建物自体も美術作品の一部として展示されており、建築と美術が融合した斬新な空間となっています。

テムズ川南岸に位置するテート・モダンでは、国内外の現代アート作品が展示されています。ピカソの「泣く女」をはじめ、ダリの「秋の人肉食」、クロード・モネ「睡蓮」、アンディ・ウォーホルの「マリリン・モンローの二連画」などを実際に鑑賞可能。展望デッキからは、ロンドンのパノラマビューを楽しむこともできます。

  

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