まじ卍ってどういうの?!いまどきの日本の若者言葉を英語にしてみたら?

どんどん進化する日本の若者言葉。同じ日本人でも世代が違えば、「本当にそれ日本語なの?」と思うような言葉がたくさん存在します。今回は、いまどきの若者言葉を英語でご紹介します。

あらゆる感情を網羅するまじ卍

まじ卍とはヤンキーや不良を指す言葉でもありますが、特に意味もなく使用する場合もあったり、信じられないことや調子に乗っていることを示したりする不思議な言葉です。良い意味でも悪い意味においても使用でき、あらゆる感情を網羅している言葉という点で「ヤバい」に似通っているといえるでしょう。もしもまじ卍を英語にするのなら「Awesome」や「Oh my God」、また品やよくありませんが「Damn Good」や「Damn Cool」、「No Way」などが当てはまるかもしれません。

便利な「それな」に相当する英語は?

相手の意見に同意するときに使える便利な言葉ですが、英語では「Totally」がしっくりくるのではないでしょうか。また、ほかにも「Exactly」や「That’s right」なども同じ意味として使用することができるかもしれません。

ゲーマーは覚えておくべし!フロリダ似の英語表現

フロリダとはアメリカの東南部に位置するフロリダ州のことではなく、お風呂に入るから(SNSやチャットなどを)抜けること、離脱することを意味しています。若者言葉のフロリダに似ている言葉に、「brb」を挙げることができるのではないでしょうか。オンラインゲームなどをしている人であれば、「brb」という略語を見掛けたことがあるのでは?これは「Be right back(すぐに戻る)」の略語で、ゲームやチャットから退席する際に使用されています。もしもフロリダを英語にするのであれば、「Take a bath」を略して「tab」とでもいえるかもしれまん。

テンアゲやよいちょまるを英語にすると?

テンションが上がっているときに使用する「テンアゲ」や、調子が良いときに使える「よいちょまる」。「tension(テンション)」という単語は、張り詰めた状態や緊張している状態を指しますから、気分が乗っているときにハイテンションと使うのは不自然です。そのため、テンアゲは「I’m psyched」、よいちょまるは「I’m on a roll」が適しているといえるかもしれません。

かまちょって英語でいってみたい!

かまってちょうだいの略である「かまちょ」とは目立ちたがり屋、もしくは寂しいから人にかまって欲しいときに使う言葉です。いわゆる匂わせSNSを投稿する人はかまちょであることが珍しくなく、英語では「attention seeker」といえるでしょう。もしも、人にかまって欲しくてかまちょを使うのであれば、「I want your attention」といえます。この場合、日本語のかまちょだと可愛らしく感じますが、英語の「I want your attention」だとなぜかメンヘラのセリフっぽく聞こえるのが面白いですね。

「 ふぉぼ」は英語圏でも使える若者言葉

ツイッターから生まれた「ふぁぼ」とは、お気に入りやいいね!を意味しており、英語の「Favorite」に由来している言葉です。じつは英語圏のネットスラングにも「Favorite」の略である「FAV」という単語が存在し、名詞や形容詞のほか、動詞としても使用されています。日本の若者言葉ではお気に入り登録することを「ふぁぼる」といいますが、英語でお気に入り登録してねといいたいときには「FAV if you like」ということができるでしょう。

ありよりのありは?

「ありよりのあり」とは「ありかなしか」と聞かれたときに、全面的にありである場合に使用する言葉です。日本語だと少し頭を抱えてしまいそうになるほどややこしい表現ですが、英語の「It’s definitely Yes」といえばわかりやすいのではないでしょうか?ちなみに、「なしよりのあり」は「It might be Yes」、「ありよりのなし」は「It has to be No」になります。

日本語も外国語も常に言葉は変化、進化しております。翻訳をする場合は常に新しい言葉を覚えたり調べたりする必要があります。特に若者が使う言葉は使われる期間が短く常に変化、進化しています。これらの言葉を翻訳するには、言葉の意味を知っているだけでなく、翻訳後の国の言葉の習慣なども知っておく必要があります。Webで翻訳に登録している翻訳家も常に新しい言葉、新しい文化、新しい技術などを勉強し続けています。機械翻訳には出来ない現在の生きた翻訳をWebで翻訳で実感してください。

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