『約束のネバーランド』のセリフ・名言を英語で!

2016年から連載が開始し、2020年に完結した「約束のネバーランド」。先の読めない展開と、ダークファンタジーながらも可愛らしく魅力的な登場人物たちに惹きつけられる人も多く、海外でも高い人気を誇る人気マンガです。今回は、そんな「約束のネバーランド」のセリフ・名言を英語でご紹介します。

If there’s no place for us humans to survive, then let’s just make one ourselves. Let’s be the ones to change this world! (無いなら作ろうよ外に、人間の生きる場所。 変えようよ世界!)

自分たちの生存意義を知り、ショックを受ける子どもたち。上記は、施設の外に出ても、生き延びることができるかどうかわからない状況にもかかわらず、希望を失わない主人公エマのセリフです。変えようよ世界!という部分を、Let’s Change this World!ではなく、Let’s be the ones to ~と英訳されたことにより、彼らが自分たちの力で道を切り開こうとする強い意志が感じられるセリフになっています。

We’re family! we’re siblings! We just wanted you…to have a little faith in us! (家族だろ!兄弟だろ!少しは信じてほしいんだよ…!)

孤児院の秘密を知ったエマたちは、ほかの子供たちには真相を一部伏せていました。ところが、同じ孤児院の仲間であるドンとギルダは、それに気が付きます。上記は、守られる立場としてではなく、家族としてエマたちに頼りにされたいというドンのセリフです。

have faith in~には、~を信用する、~を信頼するという意味があります。信じると聞くと、believeやtrustを思い浮かべる人も少なくないでしょう。しかし、同じ信じるという意味でもそれぞれにニュアンスが異なり、have faith in~という表現には、献身的に信頼する、やみくもに信じると、どんなことがあっても信頼するというニュアンスがあります。

We’ll stop being good kids then. (もういい子は辞める)

孤児院で子どもたちのお世話をするイザベラに対して、ノーマンが放ったセリフです。これまでずっといい子であり続けた彼が、初めて自分の意志を表したシーンでした。

I must be the one to go tomorrow. I’ll let them take my life. But in exchange, I won’t let them take anything else from me. I have absolutely no intentions of losing. (明日の出荷は仕方がない、命はくれてやる。でもその他何一つ譲る気はない。負けるつもりも一切ない)

ノーマンの運命の日が近づき、エマとレイはなんとかしようとします。しかし、自分が犠牲になる決意を固めたノーマンは、上記のように述べました。

So just leave me here. I’ll wait for you guys. (待てるよ僕。だから置いて行って)

恐ろしい未来が待ち受けている孤児院から脱出する計画を立てたエマたち。孤児院にいるすべての子どもたちを連れて逃げたいとは思うものの、外の世界も彼らにとっては安全な場所ではありません。小さな子どもたちを連れて逃げることは現実的ではないと考えたエマは、悩んだ末に4歳のフィルに事情を打ち明け、意見を尋ねます。上記のセリフは、そのときのフィルの返答です。

It’s ok. We’ll find a way. (大丈夫 見つけるから)

を知ったエマ。絶望してもおかしくない状況ですが、彼女は上記のセリフを述べました。いつでも希望を持ち続け、決してあきらめることのないエマの前向きさがうかがい知れるセリフです。

No matter how scary the enemy…and even if we’re so tiny…even if they trample all over us…even if they throw us into hell…we will rise. Humankind isn’t weak. (敵がどんなに強大で…私達がどんなにちっぽけでも…何度踏みつけられ奪われても…私達は立ち上がる。人間は弱くない!)

路地裏に座り込んで物思いにふけっているテオに、食事を持って行くエマ。兄弟を亡くしたばかりのテオは、武器が手にあったのに彼らを助けることができませんでした。自分の不甲斐なさを悔やむ彼に対して、エマは上記のように述べます。no matter how~には、 どんなに~であろうともという意味が、even if~は、たとえ~だったとしてもという意味があります。また、動詞のtrampleは踏みつぶす、踏み荒らすという意味です。

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