【あなたはなに中毒?】パソコンオタクやコーヒー中毒って英語でなんていうの?

世の中には、良い悪いにかかわらず、さまざまなマニアや中毒者が存在します。夢中になれることがあるのはとても素敵なことかもしれませんが、ふと「〇〇中毒や〇〇マニアって英語でなんていうんだろう?」と思うこともあるのでは?今回は、自己紹介にも使える英語表現をご紹介します。

英語の「〇〇中毒」は?

なにかに夢中になっている人のことを「マニア」や「中毒」、さらには「オタク」や「依存症」などとさまざまな呼び方で呼ぶことがあります。例えば、インターネットやコーヒーが欠かせない人のことを、「あの子はインターネット中毒だ」や「彼はコーヒー中毒だ」などといいますが、これらをどのように英語で表現できるのでしょうか。

インターネット中毒者とも、ネット依存症とも呼ばれている人のことを英語では、「Internet addict」といいます。上記のように「あの子はインターネット中毒だ」といいたいときには、「She is an Internet addict」といえるでしょう。下記に、〇〇中毒者の代表的な例をあげてみました。

・a coffee addict(コーヒー中毒者)

・a tobacco addict(ニコチン中毒者)

・a drug addict(麻薬中毒者)

「マニア」や「マニアック」は使えない?

鉄道マニアやオーディオマニア、プロレスマニアやパソコンマニアなど、たくさんのマニアが存在します。ある特定の分野を愛してやまない人のことを一般的に「マニア」と呼ぶことがありますが、実は「マニア」はれっきとした和製英語。そのため、「I am a train mania(僕は鉄道マニアなんだ)」などとは表現できないので注意しましょう。もちろん「Mania」という英語は存在しますが、日本語のようにある特定の分野を愛してやまない人のことを指して用いられることはありません。

また、「マニア」に似た言葉で「マニアック」という言葉があります。しばしば「マニアックな趣味を持っているね」などということがあるかもしれません。日本語であれば、「マニアック=個性的」であるという意味に取られて、ある意味誉め言葉に感じることもあるでしょう。しかしながら、英語では人物に対して「マニアック」を使うと侮辱していることになり、決して誉め言葉にはならないということを覚えておきましょう。

オタクやマニアは英語では「Geek」に相当する

鉄道マニアやパソコンオタクを英語で表現するときには、「Geek」が使えるでしょう。例えば、自分は鉄道マニアだといいたいときには「I am a train geek」ということができますし、パソコンオタクといいたいときには「I am a PC geek」といえるでしょう。

「Geek」とは、その昔サーカスや見世物小屋などで、蛇をちぎったり虫を飲み込んだりするパフォーマーのことを指す言葉でした。それが時代と共に意味も変わって、「Geek」といえばパソコンオタクやプログラマーといった人々のことを指す言葉になり、現在ではパソコンなどの領域にかかわらず、どんな分野のオタクたちにも適用される言葉になりました。

ちなみに、「Geek」によく似た言葉に「Nerd」がありますが、似て非なる印象を与える言葉なので使用する際には注意しましょう。「Nerd」はドクター・スースの絵本作品に登場し、真面目すぎて面白みのないものを指す言葉として使用されました。同じようにオタクやマニアを指して使われる言葉ではありますが、「Geek」は社交的なオタクであるのに対して、「Nerd」は内向的なオタクであると考えられています。

「Geek」には社交の適正があり、外見もほかの人々となんら変わらないが、「Nerd」には社交の適正がなく、外見や服装がほかの人々と大きく異なっている場合が少なくありません。基本的に「Nerd」と呼ばれて大喜びする人はいないので、状況にもよりますが「君って相当なマニアだね!」と相手を褒めたいときには「Geek」を使うように心がけておくと良いでしょう。

日本語で普通に使っている「マニア」という言葉が、現地では屈辱的な言葉の意味として使われていることもあります。翻訳をする上では、このような知識を事前に知っておく必要があります。Webで翻訳の翻訳家も日本で使われいる英語が海外では違う意味で取られるようなことがないよう注意して翻訳をしています。自身で翻訳するときは、事前にこのような意味のとらえ方が違う言葉に注意して翻訳をする必要があります。自分で翻訳をするのが不安でしたら、Webで翻訳の「選んで翻訳」「急いで翻訳」「公募で翻訳」の各サービスをご利用ください。

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