翻訳報酬について説明します。「お見積料金の設定、提示方法」や「実際に支払われる報酬金額について」しっかり確認しておきましょう!「Webで翻訳」の魅力の1つでもある【自由な価格交渉】を上手く活かしてください。適正な価格設定と、また時には柔軟な姿勢を上手く使い分けることが多くのリピート客を獲得するポイントです。
一般的な翻訳料金の目安と料金設定のポイント
既にご自身で単価設定をされている翻訳家の方は多いと思いますが、その時々の経済状況や需要と供給のバランスで日々変化しています。
以下表は一般的な翻訳料金の目安です。これは分野ごとに実例の平均値を示した「めやす」ですので参考にしてみて下さい。
※出典先:一般社団法人日本翻訳連盟より
英日・日英翻訳の場合(単位:英日は原文の英語 1 ワードあたり、日英は原文の日本語 1 文字あたりの価格)
● 一般的な翻訳料金の目安
文書の種類/分野 | 英日翻訳(税別) | 日英翻訳(税別) |
---|---|---|
医学・医療・薬学 | 35円 | 30円 |
一般科学・工業技術 | 28円 | 20円 |
経営管理・財務・契約書 | 30円 | 25円 |
特許明細書 | 26円 | 30円 |
金融 | 30円 | 25円 |
コンピューターマニュアル | 28円 | 20円 |
【自分をアピール!お見積以外の付加価値を伝える事!】
「Webで翻訳」は各翻訳家が料金設定を自由に行って頂けます。
基本は言語・内容・納期などで算出致しますが、同時に他の翻訳家が提示しているお見積内容との比較も重要です。またお見積提示時に「依頼分野に対するアピール」や「類似実績の紹介など」お見積内容以外の付加価値を提示することが重要です。お客様はお見積内容はもちろんですが、それ以上にプロフィール内容や評価レビュー、メッセージの有無などを参考に翻訳家を選ぶ傾向にあります。
各サービスプランや内容をしっかり理解する
続いて各サービスの翻訳家選定方法について説明いたします。
「Webで翻訳」では「選んで翻訳」「急いで翻訳」「公募で翻訳」3つのサービスを提供しています。
「選んで翻訳・公募で翻訳」は各翻訳家がお見積金額を提示、お客様が翻訳家を選定するサービスです。「急いで翻訳」のみサイト内で決められた単価により自動見積され、期限内であればお客様が翻訳家を選定可能、期限内に選定されなかった場合はシステムにより1名自動決定となります。
● 各サービス毎のお見積提示と選定方法
サービス | お見積提示 | 翻訳家選定 |
---|---|---|
選んで翻訳 | 各翻訳家から料金・納期を提示 | お客様が1名選定 |
急いで翻訳 | システムが料金・納期を提示 | 期限内はお客様が選定可・期限後は1名自動選定 |
公募で翻訳 | 各翻訳家から料金・納期を提示 | お客様が1名選定 |
【各サービスの流れについて】
サービスの特徴を知っておくことが受注率アップに繋がります。
例えば「急いで翻訳」で期限内であれば翻訳家を選べることを知っている人は「すぐ私にご依頼頂けたら納品時間を○時に短縮できます!」などのアピールができます。ただ待っている人との受注率の差は歴然です。
「選んで翻訳」の流れ・「急いで翻訳」の流れ・「公募で翻訳」の流れ
利用料を考慮して翻訳料金を決定する
続いて一番重要なお見積(入札額・応札額)の決め方について説明いたします。
「Webで翻訳」では翻訳・DTP費用の50%を利用料として頂きます。お見積は、これらを考慮して提示するようにしてください。
お見積は税抜価格でご入力ください(お見積金額入力時にお客様支払金額・利用料・報酬金額の内訳を自動表示※税込表示)
当社からのお支払いは【利用料】と【事務手数料全般】を引いた金額が支払われます。
【お見積時の注意点】
お見積(入札額・応札額)から【利用料】と【事務手数料全般】が差し引かれることを考慮し、金額を決定して下さい(入力時に自動表示される内訳を確認すること)
【事務手数料全般について】
源泉徴収税及び復興特別所得税(10.21%)および事務手数料 1,000円(税別)を指します。
事務手数料とは内容確認作業、振込手数料、支払調書作成及び発送費用を意味します。
翻訳報酬の受け取りについて
最後に翻訳家へのお支払いについて説明いたします。
翻訳家は納品した月の作業内容を当社指定の請求書フォームに記入、翌月10日までにサポートまでメール添付にてお送りください。当社にて内容を確認後、翌々月20日に指定の銀行口座に振込み致します。
(※1.20日が土日祝日の場合は翌営業日の振込みとなります)
(※2.請求書の送付がない場合はお支払致しません)
例1:7月納品した翻訳分は8月10日までに提出。9月20日お支払い。
例2:12月納品した翻訳分は翌年1月10日までに提出。2月20日お支払い。
※請求書の送付が10日以降となった場合は、お支払はその翌々月となります。
※当社指定の請求書フォームはマイページの売上履歴よりダウンロード頂けます
当社からの振込金額は、下記を表を参考にしてください。● お支払い例(税込)
当月受注額 | 利用料 | 源泉徴収税及び復興特別所得税(10.21%) | 事務手数料 | 振込額 |
---|---|---|---|---|
11,000円 | 5,500円 | 561円 | 1,100円 | 3,839円 |
海外在住の翻訳家
海外在住の翻訳家に関しては、国内消費税、源泉徴収税及び復興特別所得税は掛りません。振込額の内訳は請求書でもご確認頂けます。
お客様が支払をされなかった場合
お客様よりサイトに支払いがされなかった場合は、支払いされない理由を当社にて調査致します。
翻訳家に不備が無い場合は、お客様より支払いがなされなくても弊社が負担し翻訳家へ対価を支払い致します。
【繰越期限について】
当月納品分だけで、「振込額(税込)」が1万円未満のときは、翌月以降に繰り越す事が出来ます。もちろん1万円未満でもご希望であればお支払は可能です。
※1.「振込額(税込)」が1万円を超える人は、必ず提出してください。
※2.繰越をして「振込額(税込)」が1万円を超えた時点で、必ず提出してください。もし1万円を超えても提出がなかった場合はご請求がなかった月の事務手数料も合せて差引きます。
※3.繰越が出来る最長期間は、毎年9月(7月納品分まで)までとなります。8月10日までに請求書が送られてこない場合は、サポートにて作成し、メールで内容確認を取ります。お返事が無い場合は、メールで送りました内容で確定致します。当社で請求書を作成することとなった場合、請求書作成手数料として、一回につき1,000円(税別)を作成手数料を頂きます。
支払調書について
「Webで翻訳」(株式会社インフォシード)より年初めに請求書に記載されているご住所宛に支払調書を郵送致します。また以下1.2.3に該当する方のみマイナンバーおよび本人確認書類の提出が必要となります。
1.毎年1月~12月までに当社から5万円以上の支払を受けた(受ける)人
2.日本在住者(日本人・外国人共に)
3.これまでに当社へマイナンバーを送付したことが無い人
【提出書類】
マイナンバー【12桁の番号】と【お名前】が記載されている次の書類の内、いずれか一つ
ⅰ通知カードコピー(表裏・両面)
ⅱマイナンバーカードのコピー(表裏・両面)
ⅲマイナンバー付住民票のコピー
※PDF等の電子データは不可※PDF等の電子データは不可
【本人確認書類】
ⅰ通知カードコピーの場合とⅲマイナンバー付住民票のコピーの場合は、下記本人確認書類もあわせてお送りください。
※写真付きの本人確認書類は1種類
・運転免許証コピー(表面・裏面)
・写真付住民基本台帳カードコピー(表面・裏面)
・旅券(パスポート)コピー (顔写真入りページ・所持人記入欄ページ)
※写真なしの本人確認書類は2種類
・各種健康保険証
・住民票の写し
・印鑑登録証明書
・各種年金手帳
【紛失及び宛先不明点】
紛失及び宛先不明など不達で返送されてきた場合は、再発行手数料1,000円(税別)が別途必要となりますのでご注意下さい。
【海外在住者向け】
年間支払金額(事務手数料控除前)を記載したものであれば発行可能です。