古今東西、猫が好きな人が絶えることはありません。ペットフード協会が実施した「平成29年度 全国犬猫飼育実態調査」によると、猫の飼育数が犬の飼育数を超えたことが明らかになりました。今回は、猫が好きなすべての人の心に響く、素敵な名言の数々をご紹介したいと思います。
Authors like cats because they are such quiet, lovable, wise creatures, and cats like authors for the same reasons.
カナダ人作家のロバートソン・デイヴィスは、「作家は静かで、可愛く、賢い生き物だから猫が好きなんだ。猫も同じ理由で作家が好きなんだ。」と、猫と作家の相思相愛ぶりを表現しました。確かに、日本にも猫が好きな作家や小説家は数多く、大佛次郎や町田康、池波正太郎や三島由紀夫などが思い浮かぶのではないでしょうか。
You know a real friend? Someone you know will look after your cat after you are gone.
アメリカの小説家であるウィリアム・S・バロウズ。ウィリアム・テルの真似事をしていたときに、誤って妻を銃殺してしまったという恐ろしい人物です。エキセントリックな社会の異端児であり、麻薬漬けの人生だったバロウズですが、「本当の友だちってもんが君にわかるかい?君が死んだ後に、君の飼い猫のお世話をしてくれるのが親友ってもんさ。」とまともな意見も述べています。
After all, a woman who dosen’t love cats is never going to be make a man happy.
トルコを代表する作家のオルハン・パムクは、「とどのつまり、猫を愛せない女性は、男性を幸せにすることができないんだ。」と述べました。ノーベル賞文学賞受賞者の言葉に、深く頷く猫好きな男性もいらっしゃるのではないでしょうか。
A cat will be your friend, but never your slave.
「猫は君の友人にはなれるが、奴隷にはけっしてならないよ。」と述べたのは、フランスの詩人であり作家のテオフィル・ゴーティエです。猫を奴隷にするどころか、喜んで猫の奴隷になりたいと思うのが本当の猫好きなのではないでしょうか。
The only thing a cat worries about is what’s happening right now.
アメリカの児童文学者であるロイド・アリグザンダーは、「猫の唯一の心配事は、いま何が起きているかということだ。」といいました。おいしそうな刺身を口に運ぶ飼い主から、どうやって刺身を奪い取れるのかが猫の関心事です。奪い取った後にこってり叱られることなど、なんのその。心配性な人なら、「風と共に去りぬ」の名台詞「明日は明日の風が吹く」を地でいく猫たちに、ぜひとも見習いたいですね。
When Roma burned, the emperor’s cats still expected to be fed on time.
アメリカ人作家のシーナン・マクガイアは、猫のマイペースさを「ローマが焼け落ちても、皇帝の猫たちは時間通りにご飯をもらうことを期待するだろう。」と表現しました。いそがしい朝の時間、わたしたちがバタバタしているのを、のんびり寝そべりながら横目で見ている猫たちの姿は、猫を飼っている人にはお馴染みのはず。マイペースな彼らは、まさに「我、関せず」を貫く天才だといえるでしょう。
In ancient times cats were worshipped as gods, They have not forgotten this.
ファンタジー小説家で、ユーモア作家のテリープラチェットは、「古代において、猫は神として崇められてきた。彼らはそのことを忘れてはいない。」といいました。古代エジプトで、信仰の対象になってきた猫たち。もしかすると、彼らの中にはいまでもそのときの記憶が残っているのかもしれませんね。
How we behave toward cats here below determines our status in heaven.
「現世での猫に対する行いや態度が、天国でのわたしたちの立場を決める。」とは、アメリカのSF作家であるロバート・A ・ハインラインの言葉です。もしもハイラインの言葉が本当だったとすれば、いますぐにでもネコと和解したくなるのではないでしょうか。ちなみに、彼も猫好きな作家のひとりだったようで、冬になると夏への扉を探しだす飼い猫のピートが登場する「夏への扉」は、SFファンも猫ファンも必読の一冊です。
中国の武漢から発生した新型コロナウイルスで大変な時だからこそ、猫や犬などの動物を見て癒されてみてはどうでしょうか?人間のようにテレビやマスメディア、SNSのフェイクニュースに踊らされない動物達に癒しを求めたいところです。Webで翻訳のお客様の中には、日本の報道は信頼できないとのことで、自分で海外の報道を集めてWebで翻訳で翻訳をしている人がいます。フェイクニュースに踊らされずに自分自身で判断をするには、いろいろな国のニュースを見て考える能力を身に着けることが必要なんだと思います。
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