インドネシア語の翻訳は翻訳ツールに頼らないほうが良い理由とは?

 

インドネシア語は、学びやすい言語として知られています。少し単語を知っていれば、簡単に現地の人たちと意思の疎通を図ることができるでしょう。しかし、翻訳ツールを使ってインドネシア語を翻訳する際には、注意が必要です。今回は、インドネシア語の翻訳ツールがなぜ頼りにならないのかについてご紹介します。

 

翻訳ツールが頼りにならない理由

・略語が多すぎる

インドネシア語を学んでいると、そのあまりの略語の多さに辟易してしまう27年度ことも。インドネシア語の略語は「Singkatan(シンカタン)」と「Akronim(アクロニム)」に分けることができます。「Singkatan」とは、語句の頭文字だけを取って作られ、そのままアルファベット読みをする略語のことです。一方、「Akronim」とは、語句の一部を繋ぎ合わせて作る略語のことを指します。

例えば、「Jangan lupa membawa KTP saat anda pergi ke LPD.」という一文の中には、2つのシンカタンを見つけることができるでしょう。「KTP」とは「Kartu Tanda Penduduk」の略語で住民登録証のこと、「LPD」とは「Lembaga Perkreditan Desa」の略語で村落信用金庫のことです。先ほどの一文を訳すと、「村落信用金庫を訪れるときには、住民登録証を忘れずに携帯しましょう」となります。

いくつか翻訳ツールを使って調べてみたところ、「KTP」はなんとか「IDカード」と翻訳されましたが、「LPD」を正しく翻訳できるサイトは確認できませんでした。このように、インドネシア語の略語は、翻訳ツールを使っても翻訳できないものがほとんどです。

・スラングや造語が多い

他の言語同様、インドネシア語も毎年新しい言葉が生まれています。スラングのことをインドネシア語では「Slang」もしくは「Bahasa Gaul」といい、次々と誕生するスラングはインドネシア語学習者にとってまさに頭痛の種だといえるでしょう。

最近では、「Gabut」や「Mantul」、「Bucin」や「Pansos」、そして「Japri」などのスラングがよく使われています。これらのスラングの意味を翻訳ツールを使って正しい意味が表示されるかどうか調べてみたところ、なんと正しい意味を表示した翻訳ツールは残念ながら皆無でした。

「Mantul」に至っては、恐らく翻訳ツールが「Memantul(基本形はPantul)」と間違って認識してしまったようです。そのため、「弾む」と日本語の意味が表示されましたが、残念ながら正解ではありません。

下記が、先述したスラングの正しい意味です。

「Gabut」…ぼんやりした様子、手持ち無沙汰な様子や退屈した状態を意味するスラングです。

「Mantul」…「Mantap Betul」を略したスラング。「まじヤバい!、とても良い!」という意味です。

「Bucin」…「Budak Cinta」を略したスラング。恋の奴隷、いわゆる恋に盲目になっている人を指して使います。

「Pansos」…「Panjat Sosial」を略したスラング。主に、ネットを炎上させる人を表す言葉です。

「Japri」…「Jalur Pribadi」を略したスラング。「個人的に」という意味で、メールやソーシャルメディアで個人的に連絡が欲しいときに使用します。

 

インドネシア語の翻訳は翻訳会社に依頼するのがベスト

現時点では、インドネシア語の翻訳を翻訳ツールや翻訳アプリに頼るのは止めておいたほうが良いでしょう。もちろん、ごく簡単な日常会話やあいさつレベルであれば、翻訳ツールや翻訳機を使用できるかもしれません。しかしながら、その翻訳精度はまだまだ低く、正確性に欠けています。

ビジネスともなればなおさら、翻訳ツールに頼るのは避けましょう。また、インドネシア語ができる知り合いに翻訳を依頼するのも止めておいたほうが無難です。インドネシア語の日常会話ができるという人の中には、現地の小学生レベルの参考書の内容を理解できない人がたくさんいます。

インドネシアでビジネスを考えているのであれば、信頼できる翻訳会社に依頼するのがベストです。プロの翻訳者に依頼することで、ビジネスパートナーとのミスコミュニケーションを確実に防ぐことができるでしょう。

 

スラングや略語、造語があるのはインドネシア語だけではありません。ほかの国にもたくさんありますし、自社内だけで使われている言葉もあります。スラングが造語であれば、翻訳者が調べたり現地に確認を取ることは出来ますが、自社内だけ使われている言葉の場合は、外部の人間には理解することが出来ませんので、Webで翻訳などに翻訳をお願いする際には、事前にそれを伝えることでスムーズに翻訳が進みます。翻訳は単純に言語の置き換えと思われている方もおりますが、実はその言語と母国語に精通していないと出来ないのです。

 

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