日本で報道される海外のニュースは、実際の出来事の一部だけが切り取られて伝えられることが多々あります。
日本の報道に依存しない情報収集の必要性
例えば、アメリカの大統領選挙に関するニュースでは、特定の政党寄りの情報が多く報道されがちです。同様に、世界中での移民問題(強盗、殺人、暴行など)、それに伴い保守党の勢力拡大。トランプ氏の裁判に関する現状、アメリカの雇用に関する実情など、日本の報道機関はこれらのニュースをほとんど取り上げません。「新聞に載っている情報で正しいのは、テレビ欄とお悔やみ欄だけだ」という人もいます。
多様な視点を持つことの重要性
正確な世界情勢を把握するためには、大手の新聞社や報道機関だけでなく、中小の新聞社の情報も収集することが重要です。日本国内でも、地方の中小新聞社が独自の視点で書いたまともな記事が多く存在します。
投資家と社会人の情報リテラシー
投資家であれば、株価や為替の動きを注視することは当然ですが、その背後にある原因をきちんと精査することが大切です。同様に、社会人も時代の流れを正しく理解するために、海外の最新情報を自ら入手しなければなりません。
EV(電気自動車)の現状と課題
日本では「これからはEVの時代」と信じている人が多いですが、欧米では既に「やっぱりガソリン車が良い」との意見が増えています。EVが寒さに弱い、度々発火事故が起こる、バッテリーの寿命の短さ、EV技術の未成熟さ、中古車としての販売の難しさ、ガソリン車と比べた場合の製造から廃棄まで環境への負担が大きいことなどが分かってきています。こうした情報を知ることで、EV関連の株を購入したり、売り時を逃したり、無駄な設備投資を避けることができます。
経済と政治の密接な関係
経済と政治は常に密接に関連しています。経済だけを見ていると、会社の方向性を誤ったり、投資判断を誤る可能性があります。特に目まぐるしく変わる世界経済と政治、そして紛争や戦争のリスクが高まっている現代では、海外の情報を自ら収集し、それを正確に翻訳、理解、分析することが重要です。
自ら情報を収集する方法
複数のニュースソースを利用する:
大手メディアだけでなく、中小メディアや現地の新聞を利用しましょう。インターネットを活用して、多様な視点を持つニュースを収集することができます。
言語の壁を越える:
外国語での情報収集は困難ですが、プロの翻訳家などの力を活用して現地のニュースを読む努力をしましょう。プロが翻訳することで、情報のニュアンスや細かい部分まで理解することができます。
専門家の意見を参考にする:
海外の経済アナリストや政治学者など、専門家の意見を参考にしつつ、自分で分析することで、より広い視野で物事を考えることができます。ただ、日本の経済アナリストや経済学者は、毎年の様に本を出版するが予想が外れ続けるなどのレベルの低い人もいますので、参考にする専門家を精査する必要があります。
「経済学を学ぶ目的は、経済問題に対する一連の受け売りの解答を得ることではなく、いかにして経済学者にだまされるのを回避するかを知ることである。」という名言もあるくらいです。
具体的な情報収集の手段
オンラインニュースサイト:
インターネットには多くのニュースサイトがあります。BBC、CNN、FOX、Al Jazeeraなど、国際的なニュースを報道するサイトを定期的にチェックしましょう。
SNSの活用:
TwitterやLinkedInなどのSNSでは、リアルタイムで最新の情報を得ることができます。特定の分野に詳しい専門家やジャーナリストをフォローすることで、深い洞察を得ることができます。現地の人が現状の移民問題を上げていたりします。
ポッドキャストやYouTube:
ポッドキャストやYouTubeでは、専門家による分析や解説を音声や動画で学ぶことができます。通勤時間や家事の合間など、時間を有効に活用して情報を収集しましょう。アメリカの薬物に汚染された街の映像なども上がっています。
結論
情報の多様性と正確性を保つためには、自ら積極的に情報を収集し、分析することが不可欠です。特に投資家や社会人にとって、最新の世界情勢を正確に理解することは、ビジネスの成功や投資判断の精度を高める上で非常に重要です。これからの時代、自分自身で海外の情報を収集し、それを正確に理解し、活用する力が求められています。