面白いドラマやアニメには、決めセリフがあります。実際、ちゃんと見たことはなかったとしても、なぜかセリフだけは知っていることも少なくありません。今回は、ドラマやアニメの有名な決めセリフの英訳をご紹介します。
オラわくわくすっぞ!
海外にもファンの多い、ドラゴンボールに登場するセリフの一つです。強い敵を前にして悟空が言い放つこのセリフを英語にするなら、「I am getting excited!」でしょう。でも英語にしてしまうと、悟空独特の雰囲気が薄れてしまう気がしますね。
わたし、失敗しないので
ドラマ「ドクターX」では、数々の名セリフが生まれました。フリーランスの外科医である大門未知子が、難しいオペを前に言い放つこのセリフ。英訳すると、「I never failed」です。傲慢に聞こえるセリフですが、オペを成功させるために自分を奮い立たせているセリフなんだとか。
早く人間になりたい
名作アニメ「妖怪人間ベム」は50年も昔のアニメですが、いまだに鮮明に覚えているという人も少なくないのではないでしょうか。おどろおどろした雰囲気で、トラウマになりそうなほど暗いアニメでしたよね。失敗作である人造人間の彼らは、いつか人間になることを夢見ています。「早く人間になりたい」を英訳すると、「I want to be normal as soon as possible」。もしくは、「normal(ふつう)」を「human being(人間)」に変えて訳してみても良いかもしれません。
倍返しだ!
銀行内の派閥争いや不正を描いたドラマ「半沢直樹」。やられたらやり返す、やり返すときは倍返しですが、倍返しを英訳すると「Take double the payback」です。英語バージョンの倍返しは少し長くなりますから、言いにくいかもしれませんね。
お前はもう死んでいる
放送当時、多くの小学生たちが一度は口にしたことがあるこのセリフ。たとえストーリーはうろ覚えでも、この名セリフだけはなぜか知っている人も多いはず。アニメーションもすごいインパクトのある絵柄でしたが、セリフのほうもすごいインパクトがありますよね。英訳すると、「You are already dead」。海外でも人気の作品ですから、このセリフを知っている人も多いのではないでしょうか。
じっちゃんの名にかけて
ドラマにもアニメにもなった大ヒット漫画「金田一少年の事件簿」。青春時代に夢中になったという人もいらっしゃるのでは?主人公の金田一少年が難しい事件に挑むときに言い放つこのセリフは、何度聞いてもワクワクさせてくれます。英語にすると、「In the name of my grandpa」になります。
承知しました
視聴率40%超えの大ヒットドラマ「家政婦のミタ」も、数々の名セリフを生み出しました。汎用性が高いこのセリフを英訳すると、「Certainly」。カジュアルな「Sure」よりもかしこまった表現ですから、ビジネスシーンでも使用することができます。
なんじゃこりゃ!
刑事ドラマ「太陽にほえろ」のジーパン刑事の殉職シーンで発せられたこのセリフを今風な英語にしてみると、「What the fuck!」がぴったりかもしれません。
これでいいのだ
「天才バカボン」でバカボンのパパが発するこの名セリフ。これでいいのだを英訳すると、「It will be alright」です。英語にすると、まるで洋楽の歌詞のようですよね。いずれにせよ、人生を達観したかのようなセリフが心に沁みます。
おでかけですか?レレレのレ
同じく「天才バカボン」に登場する、ほうきを持ったレレレのおじさんの決まりセリフです。なんとも人の好さそうなこのおじさん、実は電気屋の社長で25人もの子どもを持つ人物でした。子どもはすでに独立し、妻にも先立たれたおじさんは、寂しさを紛らわすために毎日ほうきを手に外に佇んでいるのです。おじさんの過去を知ると、「Are you going out?ReReRe No Re」と聞かれたら、ちょっと立ち話でもしようかという気になるかもしれませんね。
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