料理雑誌は、海外の料理レシピを学べるだけではなく、語学学習にも最適な教材です。とくにお料理が趣味の人であれば、料理雑誌を通して楽しく語学を勉強できるでしょう。今回は、海外のおすすめ料理雑誌をご紹介します。
海外の料理雑誌が語学学習におすすめな理由
語学習得を目指すのであれば、飽きずに勉強を続けられる教材を見つけることは大切です。筋肉と同じように、語学の正しいトレーニングを積めば積むほど、語学はしっかり身に付くもの。その点、おいしそうな美しい写真が多く、見ているだけでも飽きのこない海外の料理雑誌は語学学習の教材にぴったりです。料理は毎日の生活に欠かせないものですから、料理雑誌から役立つ表現を学べるでしょう。
おすすめの海外の料理雑誌7選
Food & Wine
アメリカの月刊誌「Food & Wine」は、1978年に創刊しました。40年以上も愛されてきた料理雑誌は料理や飲み物のレシピだけではなく、ワインやカクテル、レストランや旅行の情報が掲載されています。雑誌の中で取り上げられるのは世界中のレシピですから、英語を勉強しながら料理のレパートリーを増やすことができるでしょう。便利なキッチンツールや新しい食材の紹介なども載せられていますから、QOLを上げるのにも役立つ雑誌です。
The Art of Eating
1986年にフード関連のニュースレターとして、その歴史をスタートさせた「The Art of Eating」。現在はアメリカで年4回発行されており、食品会社のCEOや食通たちにとってのすばらしい情報源となっています。ほかの料理雑誌と同じく、レシピやレストラン評、ワイン評、書評などを掲載しているほか、食にまつわるさまざまな業界の生産者たちにスポットを当てた興味深い記事が載せられていることで有名です。こちらの雑誌は読み応えがある記事が多いので、語学の勉強もしっかりできるはずですよ。
Elle Gourmet
日本語版も発行されている「Elle Gourmet」 。食のバイブルの名にふさわしく、おしゃれな料理の写真と共に、世界の料理レシピと料理のヒントが数多く掲載されています。家庭的な料理というよりは、趣向を凝らした見た目も味も良い料理のレシピが多いので、語学と一緒にセンスも磨けるかもしれませんね。
Cook’s Illustrated
料理初心者は当然ながら、料理を極めたい人におすすめなのが「Cook’s Illustrated」です。料理教室や料理学校に通わなくても、この雑誌さえ読めばおいしい料理を作るコツを学ぶことができるでしょう。イラストと写真をふんだんに使用したこの料理雑誌が手元にあれば、これまで挑戦したことがなかった料理を作る勇気が湧いてくるほか、食にまつわる英語表現をたくさん覚えられること間違いなしです。
Gastronomica
カリフォルニア大学出版局から発行されている「Gastronomica」は、料理雑誌というよりは食品研究ジャーナルと呼ぶにふさわしい雑誌です。食と文化、食と芸術など興味深いテーマの記事が掲載されており、知的好奇心を刺激する読み物となっています。こちらの雑誌は、英語学習中級者以上の人におすすめです。
Cherry Bombe
眺めて楽しい料理雑誌をお探しなら、「Cherry Bombe」がおすすめです。2013年に創刊されたこの雑誌は、食の世界で活躍する女性たちを特集したり、今後のトレンドなどを予測したりと、料理と食べることを愛してやまないすべての女性におすすめの内容となっています。シェフや経営者にインタビューしたポッドキャストもありますから、雑誌で英語のリーディング、ポッドキャストで英語のリスニングを鍛えることが可能です。
Toothache
海外で活躍することを夢見るシェフなら、語学を学ぶ必要もあるはず。こちらの雑誌はインディーズ料理雑誌ですが、食品業界の動向を把握したいと願うプロフェッショナルにおすすめの雑誌となっています。「Toothache」を読めば、世界が一層身近に感じられるかもしれません。