英語リスニング力が上がると言われている「ディクテーション」。その効果とやり方をお伝えしていきます
ディクテーションにはどんな効果がある?
ディクテーション(Dictation)とは、聞いた英語をそのまま書き取っていくというシンプルな英語学習方法。中学校や高校でやったことがある人も多いかと思いますが、実は通訳学校でも行われている本格的なトレーニングなんです。主にリスニング力が向上すると言われています。
・音、単語、文章単位でのリスニング力がつく
・単語のつながり(リエゾン)がわかる
・スペリング力がつく
特に、細かな音の聞き分けができるようになります。ほとんどの内容を聞き取れる上級者でも、聞き取りづらい音や単語があるもの。ディクテーションでは聞き取れていない音や単語(=自分の弱点)が特定できるため、効率よく弱点が克服できるというわけです。
ディクテーションのやり方
ディクテーションのやり方は簡単。書き取る先は、紙でもパソコンでもOKです。
1.英語音声全体を聞く
2.1~2文ごとに区切りながら、聞こえた通りに書き取る
3.聞き取れない部分があれば、同じ文章を何度も繰り返し聞く(もうこれ以上は聞こえない!というレベルまで)
ディクテーションに使う英語音声は、ニュースや記者会見などではなく、編集されたスピーチや推敲された記事など文法的に間違いのないものにしましょう。また、全文をディクテーションするのは難易度が高すぎるという場合は、全文ではなく穴埋めで書き取りをするタイプのディクテーション教材やアプリを使うのがおすすめです。
ディクテーションで弱点を克服!
ピンポイントで弱点にアプローチできるため、英語上級者にこそおすすめしたいディクテーション。ディクテーションを続けて、いつも聞き取れないあの苦手な音を克服しましょう!
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