2022年出版の洋書絵本おすすめ【読み聞かせ・プレゼントにぴったり】

子どもが自然に英語に親しめるよう、洋書絵本を読み聞かせしているという人もいらっしゃるのではないでしょうか?繰り返し絵本を読むことは、子どもの心と英語力を育みます。そこで今回は、2022年に出版された子どもへの読み聞かせに最適な洋書絵本をご紹介します。

「Daddy Speaks Love」 by Leah Henderson, illustrated by E.B. Lewis

父親と子どもの絆を描いた絵本である「Daddy Speaks Love 」。日本では、積極的に育児をする男性のことをイクメンと呼びますが、英語ではイクメンに相当する言葉はありません。というのも、事実はどうあれ、男性が家事・育児に携わることが当然だと考えられているからです。しかし海外においても、母親と比べれば、父親の存在が薄い家庭も少なくない模様。この洋書絵本では、父親がどのように小さな子どもに愛を示すことができるのか、子どもにとっての良い父親とはどのような男性のことなのかが描かれています。心温まるこの絵本は、子どもたちへの贈り物としはもちろん、父親になる男性、父親になった男性への贈り物にも最適です。

「The Year We Learned to Fly」 by Jacqueline Woodson, illustrated by Rafael López

こちらの洋書絵本は、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー絵本「The Day You Begin(みんなとちがうきみだけど)」の姉妹編です。前作は、子どもたちが異文化や多様性を認め、尊重し合うことの大切さを教えるものでしたが、今作は想像力を働かせることの大切や心の強さをどのように身に着けられるかを教える作品となっています。もはやデジタル機器がない生活は考えられない世の中ですが、デジタル機器の使用による子どもたちの想像力の欠如が懸念されているのだそう。スマホ育児が当たり前の世の中になりつつありますが、子どもと一緒にこの洋書絵本のような素敵な作品を読む時間も大切にしたいですね。

「Just Help!」 by Sonia Sotomayor, illustrated by Angela Dominguez

「Just Help!」 は、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー絵本「Just Ask!」の著者による、意義深い物語です。こちらの洋書絵本は、より良い世界を築き上げるために、どのように人々が助け合えるかを教える作品となっています。思いやりの心を育むのは簡単なことではありませんが、具体的な例が取り上げられている絵本を通してであれば、子どもたちにもわかりやすく、印象に残りやすいのではないでしょうか。

「How to Welcome a New Baby」 by Jean Reagan, illustrated by Lee Wildish

こちらの洋書絵本は、新しく赤ちゃんを迎える家庭にぴったりな作品です。妹や弟ができることは、子どもたちにとって楽しみでもあり、不安なことでもあります。赤ちゃんを迎える準備の仕方、赤ちゃんを笑わせる方法、そしてちょっと困ったときにパパとママを助けてあげる方法などなど、お兄ちゃんやお姉ちゃんになる子どもたちにとって役立つ情報がユーモアを交えて描かれています。

「Everything Will Be OK」 by Anna Dewdney, illustrated by Judy Schachner

誰にでもある、「思い通りにならない日」や「ついてない日」。「Everything Will Be OK」に登場する小さなウサギの子が経験するのは、凧をなくしたり、足を踏んずけてしまったりするなにをやってもダメな日です。読み進めるうちに、思わず「あるある」と頷いてしまうこと間違いなし。こちらの洋書絵本は、心がめげそうになるそんな日でも、うまく対処して楽しく過ごす方法を教えてくれます。

「Forest」 by Brendan Kearney

こちらの洋書絵本は、漁師のフィンと犬のスキップの冒険を通して、森林破壊について学べる作品です。中央アメリカの美しい熱帯雨林でキャンプを楽しむ彼らは、森の動物たちがお腹を空かせている様子を目の当たりにし、森になにかが起こっていることを知ります。1人と1匹の真実を明らかにする旅は、森林破壊の悲惨な影響と環境を守るためにどうしたらよいかを小さな読者に伝える素晴らしい入門書となるでしょう。

  

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