旅行先におすすめ!英語が通じる非英語圏「オランダ」の魅力

日本から飛行機で約12時間のフライトで到着するオランダ。江戸時代から日本と交流があったオランダですが、オランダについてあまり知られていないこともたくさんあります。今回は、旅行先におすすめのオランダの魅力についてご紹介します。

英語が通じる非英語圏No.1のオランダ

EF英語能力指数(EF EPI)ランキングは、 EFが無料提供している英語オンラインテスト「EFSET(エフセット)」の結果をもとに、非英語圏の英語力をランク付けしています。2022年版のEF英語能力指数ランキングでは、世界111の国や地域から、約221万人がテストを受けました。テスト結果をデータ集計したところ、オランダが4年連続第一位に輝いたことが明らかに。つまり、オランダは非英語圏の中で一番英語が通じる国で、非英語圏の中では旅行に行きやすい国であることが証明されました。

 オランダの総合スコアは661点で、昨年よりは若干スコアが下がったものの、英語の能力が非常に高い国であることを示しています。オランダ国内では、南西部にあるゼーラント州が678点、南ホランド州の州都ハーグが697点、オランダ第4の都市と名高いユトレヒトが683点、北ブラバント州のブレダが675点を記録しました。オランダ人男性の総合スコアは670点であったのに対し、オランダ人女性のスコアは652点。オランダでもっとも英語力が高いとされる年齢層は26歳~30歳の間ですが、すべての年齢層が625点以上のスコアを打ち出しています。

この結果、ほとんどのオランダ人が英会話はもちろん、英語の読み書きにも堪能で、日常会話だけではなく、職場でのプレゼンテーションや新聞を読むことなど、さまざまなタスクを英語で行えることがわかりました。ちなみにオランダ以下は、シンガポール、オーストリア、ノルウェー、デンマークが続きます。

オランダが旅行先におすすめの理由

知られざるビール大国

ビール大国といえば、ドイツやチェコが思い浮かぶかもしれません。しかし、オランダもビール生産量世界大5位にランクインしており、飲みやすいビールは世界中で人気に。あのハイネケンも、じつはオランダのビールです。ビール好きであれば、オランダで醸造所巡りをしてみるのも楽しいかもしれません。

芸術作品を堪能

アムステルダム国立美術館をはじめ、世界中からゴッホファンが押し寄せるゴッホ美術館、映画好きにおすすめのアイ・フィルム・ミュージアム、レンブラントの作品が展示されているマウリッツハイス美術館などがあります。オランダには大小合わせて、650以上ものミュージアムが存在するといわれていますから、ミュージアム巡りをするにはもってこいの国です。

すばらしいコーヒーロースターがある

オランダには、ヨーロッパを代表するコーヒーロースターがいくつかあります。アムステルダムの「Friedhats Coffee Roasters」、アムステルダム西部アウト・ウェスト地区にある「LOT61 Coffee Roaster」など、ユニークなスペシャルティコーヒー専門ロースターは、コーヒー好きなら訪れない手はありません。注意したいのが、オランダでは「コーヒーショップ」は大麻を販売するところですから、コーヒーを飲むなら「カフェ」に足を運ぶようにしましょう。

チーズがおいしい

クセのないゴーダチーズは、そのまま食べるだけではなく、溶かしてディップソースにしたり、クラッカーと一緒に食べたりと世界的にも人気のチーズです。このゴーダチーズは、オランダのゴーダ村で誕生しました。ほかにも、エダムチーズやミモレットといったチーズもオランダ発祥のチーズといわれており、現在でも盛んにチーズ作りが行われています。日本人の約6倍もチーズ消費量が多いオランダで、おいしいチーズを味わってみるのはいかがでしょうか。

  

  

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