旅行ですぐに使える!コーヒーを注文するときに使えるスペイン語のフレーズ

世界で三番目に話者数が多いスペイン語。スペイン語を母語にする人数は5億人ともいわれており、英語を母語にする人数をはるかに上回っています。特に、中南米を旅行するときなどには、英語よりもスペイン語ができたほうがなにかと便利な場面が多いでしょう。本記事では、スペイン語圏のカフェでコーヒーを注文するときに使えるフレーズをご紹介します。

Me gustaria un Americano, por favor.

「Me gustaria」は英語の「I’d like」と同じ意味になり、「por favor」は英語の「please」と同じ意味になります。誰かが注文した後など、「じゃあ、わたしはアメリカーノをお願いします」と上記のようにいうことができるでしょう。アメリカーノと聞くと、どうしてもアメリカンコーヒーのことを想像してしまいますが、スペインのアメリカーノはエスプレッソにお湯を加えたコーヒーのことを指します。ですから、浅煎りのコーヒー豆を抽出したアメリカンコーヒーとはまったくの別物だということを頭の片隅に入れておくと良いかもしれません。

Un café con leche, por favor.

「café con leche」はミルク入りのコーヒーのことで、エスプレッソにミルクが加えられることが多いため、カフェラテに近いコーヒーだと思っておくと良いでしょう。「por  favor」はなにかをお願いしたいときに、単語の後ろに付けて使える便利な言葉なので、ぜひ覚えておきたいですね。ちなみに、カフェラテなどミルク入りのコーヒーは、スペインでは朝食時に注文するのが一般的なので、食後や夜に注文すると店員に変な顔をされてしまう恐れがあります。

Traigame un café solo, por favor.

「Traigame」は英語の「bring me」と同じ意味です。「Traigame ~, por favor」といえば、「~を持ってきてください、~をください」という意味に。「わたしに~を持ってきてください」と言うと、偉そうに聞こえないか、横柄に聞こえてしまわないかなどと心配になるかもしれません。しかしながら、「Traigame~」はスペイン語では日常的によく使用されている言葉なので、安心して使うことができます。ただし、文章の最後に「por  favor」を付けるのを忘れないように気をつけましょう。スペイン語の「café solo」を英語に直訳すると、「coffee alone」。いったい何のことだろうと首をかしげてしまう人もいらっしゃるでしょうが、「café solo」とはエスプレッソのことです。ですから、「エスプレッソをください」と言いたいときには上記のように言えるでしょう。

Me puedes dar un café capuchino para llevar?

スペイン語の「Me puedes dar~? 」は、「~をいただけますか? 」という意味になります。基本形「poder」は「~できる」という意味で、英語では「can」に相当する単語です。「para llevar」は「持ち帰りのための」という意味になりますから、スペイン語で「テイクアウト用のカプチーノをいただけますか? 」と言いたいときには上記のように言えるでしょう。ちなみに、カプチーノとはエスプレッソにスチームミルクとフォームミルクを加えたもの。イタリア発祥のコーヒーですが、スペイン語でもカプチーノといいます。カフェラテ同様、カプチーノもミルク入りコーヒーですから、朝に注文するコーヒーだと覚えておくと良いでしょう。

Me trae un café doble, por favor?

スペイン語の「Me trae~」は、英語で「Can I get~」になります。少しカジュアルな言い方ですが、魔法の言葉「por favor」を使えば、現地のコーヒーショップやバールなどで使える便利なフレーズに変わります。ところで、「café doble」とは、スペインではエスプレッソのダブルのことを指します。エスプレッソはスペイン語で「café solo」ですが、一般的にエスプレッソは量が非常に少ないもの。そのため、エスプレッソをいっぱい飲みたいという方であれば、わざわざエスプレッソを2杯注文するよりも、エスプレッソ・ダブルを注文したほうが良いかもしれません。

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