文字起こしアプリ「Otter」を使ってリスニング力アップ

英語学習のアプリの中でも、リスニング力を鍛えたい方におすすめなのが、文字起こしアプリ「Otter」です。今回は、Otterの基本的な使い方とリスニング勉強に役立てる方法についてご紹介します。

文字起こしアプリ「Otter」とは?

Otterは、英語の音声を文章化してくれるアプリです。会議の議事録を作成したり、セミナー受講後の報告書を作成したり、インタビューの文字起こしをするときに大変役立ちます。使い方は簡単で、まず新規作成ページを開き、メールアドレスを登録してアカウントを作成します。MicrosoftやGoogleのアカウントからログインすることも可能です。スマホで使用する際にはアプリをダウンロードし、ログインします。

アプリの場合、画面の右下に青いマイクのアイコンが設置されています。青いマイクボタンは録音開始ボタンとなっており、タップするとすぐに録音がはじまります。録音を停止したいときには、画面下中央に表示されている四角いボタンをタップしましょう。ブラウザ版を使用する場合は、画面の右上にマイクのアイコンが設置されています。スマホ同様、アイコンをクリックするとすぐに録音が開始します。

音声を録音しながら、リアルタイムでテキスト化してくれるのがOtterの特徴。話者が複数いても、それぞれの音声を識別して記録できるのもすごいところです。録音した音源は、メニューの「My Conversations」で見つけることができます。自由にタイトルを編集できるので、後で聞き返すときでも見つけやすいのが嬉しいポイントです。

 Otterを使ってリスニング教材を作る

Otterは文字起こしアプリですが、英語のリスニングを強化するアプリとしても使用できます。Otterを活用することで、あらゆる英語の音源がリスニング教材に早変わり。例えば、アプリを開いて録音開始ボタンをタップした後、YouTubeを開いて動画を再生すれば、AIが音声をテキスト化してくれます。英語の動画であればどんな動画の音声もテキスト化できますから、ゲーム実況チャンネルもクッキングチャンネルも内容を理解しやすくなり、リスニング教材選びに困りません。 また、英会話レッスン中にOtterのアプリを使って 、音声をテキスト化することも可能。英語を習いたての方であれば、授業内容をテキスト化することで、なかなか聞き取れなかった先生の話しを理解するのに役立ちます。スマホとパソコンで同じアカウントを使ってログインすれば、スマホで録音しながらパソコンにテキストを表示させることができます。ただし、英会話の授業中にOtterのアプリを起動させるのであれば 、事前に録音許可を取ってから録音するように気をつけましょう。

Otterを使ったリスニングの勉強の仕方

Otterで録音した音声を再生すると、再生箇所の単語がハイライトされます。どの部分が再生されているのかが一目瞭然で、テキストを見ながら音声を聞けるので、話されている内容を理解しやすくなるメリットが。また、再生したい単語をタップすればその部分から再生が開始するので、発音を確認するのにも最適です。

Otterでリス二ング勉強をするときには、最初に音声のみを聞きます。2回ほど繰り返して音声を聞いた後、AIでテキスト化された文章を音声の再生に合わせて目で追いましょう。その後、テキスト化された文章を自分で音読します。わからない単語があれば調べるなどして音声の内容を理解するようにし、再度テキストを眺めながらリスニングします。最後に、テキストをみずに2回ほどリスニングをします。

このリス二ングの勉強法を習慣化できれば、リスニング力はもちろん、総合的な英会話の能力を身につけることができるはずです。Otterの利用は毎月600分まで無料なので、ぜひ英語の勉強に役立てたいですね。

  

  

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