2014年に連載がはじまった『ダンジョン飯』。2016年には『このマンガがすごい!2016』オトコ編・1位に輝くなど、高く評価されています。冒険漫画としてはもちろん、グルメ漫画としても面白いダンジョン飯の名言を英語でご紹介します。
We’ll eat anything that looks edible.
とにかく食えそうなものはなんでも食う。
主人公のライオスはレッドドラゴンに食べられた妹を助けるため迷宮に挑みますが、倒したモンスターたちを食料とすることにします。迷宮には食物連鎖があるというライオスに対して魔法使いでエルフのマルシルは、魔物も食べるってこと?と尋ねました。それに対して、ライオスは上記のように答えます。
If you do things the easy way, you get rusty. Convenient and easy aren’t the same. Your way is not different from buying vegetables at the store.
何かを手軽に済ませると何かが鈍る。便利と安易は違う。お前のやり方では店で野菜を買うのと変わらん。
料理をする前に火を付けようとするセンシ。マルシルは魔法で火をつかたほうが早いのにといいます。そのときに、センシは上記のように答えました。
I’ve never said anything ,but…I like monsters. Their types, their calls…how they live…Before long, I started wondering how they’d taste.
・・・・・・ずっと黙っていたが俺は魔物が好きだ。姿や鳴き声、どんな生態をしているのか、そのうち味も知りたくなった。
モンスターを食べたかったんじゃないの?と仲間に聞かれたライオス。じつは彼、常々モンスターたちがいったいどんな味がするのか気になっていたそうですが、冒険仲間のチルチャックには、He’s a psychopath.(サイコパスだ)と言われてしまいます。
Is it…Really Okay to eat that? The thought did cross our minds…But nobody said anything. Dungeon food. After all…It’s eat or be earten.
それは食ってもいいもんなのか?と思わなくもなかったが誰も何も言わなかった。ダンジョンン飯、それは食うか食われるか。
モンスター料理の達人であるドワーフのセンシが、ライオスたちの仲間に加わりました。センシは、レッドドラゴンを食べてみるのが長年の夢だったといいますが、可愛い妹を食べたレッドドラゴンを調理して食べるというセンシに対して、ライオスたちは上記のように困惑します。
Keeping secrets from us led to trouble, didn’t it?
仲間に隠し事すると損するって学んだでしょ?
第三階層で魔物のミミックを見つけたチルチャック。ミミックが苦手な彼は、ライオスたちが料理して食べたいと言い出したら困るため、あえてミミックの存在を知らせませんでした。最終的にチルチャックは一人でミミックと対峙せざるを得なくなり、勝つことができます。上記は、そんな状況を把握したマルシルがチルチャックに言ったセリフです。
…I eat what grows here…and I share with the dungeon. That makes me happy.
ここで育ったものを食べ、自分からもダンジョンに分け与える。それが嬉しい。
第三階層で暮らしていたセンシは、ゴーレムを畑にして野菜を育てていました。そんな暮らしを長い間してきたセンシに対して、ライオスは迷宮ではなくて地上で畑を作ったほうが楽なのでは?と問いかけます。その問いかけに対して、センシは上記のように答えました。
Just be honest and tell them you don’t want them to die.
素直に死なせたくないと言えばいいのに。
第3階層で知り合ったゾン族長の妹に助けられたライオスたち。ライオスの妹を探すことはあきらめて、チルチャックは地上に上がることを説得しようとします。そんなチルチャックに向かって、ゾン族長の妹は仲間思いの彼の心情を察した言葉を述べました。
It’s eat or be eaten here. If we don’t give it all we’ve got, we’re the ones who’ll get eaten. Prepare yourselves!
ここでは食うか食われるか。必死にならなければ食われるのはこちらだ。腹をくくれ!
レッドドラゴンへの攻撃に失敗したライオスたち。絶体絶命のピンチに陥ってしまったときに、センシは上記のセリフを言い放ちます。腹をくくるとは、覚悟を決めるということですが、英語訳ではPrepare yourselves!とされていました。