『鬼滅の刃』の名セリフを英語で学ぼう!【心が折れそうなときに効くセリフ】Part2

 

英語を上達させたいなら、「好きこそものの上手なれ」ということわざを当てはめてみましょう。好きなアニメから英語を学べば、楽しく英語を勉強できるのではないでしょうか。海外でも大人気の「鬼滅の刃」に登場するキャラクターたちのセリフから、英語を学んでみましょう!

 

■ The weak have no rights or choices. Their only fate is to be relentlessly crushed by the strong!

「弱者には何の権利も選択肢もない。ことごとく力で、強者にねじ伏せられるのみ!」とは、富岡義勇のセリフです。fateとは運命、宿命のことですが、同じ意味にdestinyがあります。しかし、同じ意味とはいえこの2つの単語の使用法は異なり、fateは絶対不可避であるときに使用されます。また、形容詞のrelentlesslyには、情け容赦なく、執拗に、冷酷にという意味があり、relentlessly criticism(容赦のない批判)のように使用します。

 

■ Work at it. All I can do is work hard! That’s the story of my life! Hard work is the sum of daily efforts! It can be one step at a time! Move forward!

「頑張れ!頑張ることしか出来ないんだから、俺は昔から!努力は日々の積み重ねだ。すこしずつでいい、前に進め!」は、竈門炭治郎のセリフです。sumとは合計を指しますが、be the sum of ~で、~の積み重ねという意味になります。

 

 It’s all right to cry. It’s all right to run away. Just don’t ever give up!

「泣いていい、逃げてもいい、ただ諦めるな」とは、弱虫な弟子・善逸に対する桑島慈悟郎のセリフです。文字数に限りがあるためか、英語版コミックではit’ all right to ~の代わりに、you may ~が使用されていました。また、Just don’t ever give up!の代わりに、英語版コミックではbut never give upが採用されていました。このように、英語版コミックと英語版アニメでは英訳が異なるので、比べてみるのも面白いですね。

 

 Weak. Immature. That’s not what you call a man.

「弱い。未熟。そんなものは男ではない」とは、兄弟子・錆兎が炭治郎を叱咤激励するセリフです。Immatureは未熟を意味しますが、英語辞書では「not fully developed」と説明されていました。反対に円熟を意味する英語はmatureですが、こちらは英語辞書で「full-grown」や「having reached the most advanced stage in a process.(過程においてもっとも進んだ段階に達していること)」と説明されています。ちなみに、果物や野菜など食べ物がまだ熟していないという場合にはimmatureではなく、unripeやnot ripeを使います。

 

 Don’t cry. Don’t despair. Now’s not the time for that.

「泣くな、絶望するな。そんなのは今することじゃない」とは、富岡義勇のセリフです。Now’s not the time for ~(~は今することじゃない)を使って、今は遊んでいる場合ではないを英語にすると、Now’s not the time for messing aroundと言えるでしょう。mess aroundはネイティブがよく使うスラングで、ふざける、時間を無駄にする、イチャイチャする、チャラチャラするなど、たくさんの意味があります。

 

 When you lose to someone smaller than you, it destroys your soul!

「自分より体小さいやつに負けると、心折れるんダヨ!」とは、イノシシの頭を被った嘴平伊之助のセリフです。動詞のdestroyは破壊するという意味ですから、destroy one’s  soulで魂を打ち砕く、つまり心が折れるに。心を表す英語にはheart、mind、spirit、soulがありますが、soulには感情が湧きあがる場所というよりも、より深いところにある精神を指します。心を表すのに一般的に使用されているHeatではなく、soulが使われていることから、より深く傷ついていることがよく表現されているのではないでしょうか。ほかにも、くじけそう、心が折れちゃいそうだを英訳するのであれば、I’m gonna lose heatと言うこともできるかもしれません。

 

 Train to death. At the end of the day, there is nothing else you can do.

「死ぬほど鍛える。結局、それ以外にできることないと思うよ」とは、真菰のセリフです。どんなことでも死ぬ気で頑張れば、それなりの結果を得られるのではないでしょうか。英語の勉強も、死ぬ気で頑張ればきっと良い成果が得られるでしょう。

 

人類は昨年よりコロナウィルスと戦っております。まだこの先どうなっていくのか分かっておりません。先が見えない戦いで心が折れそうなときにも「鬼滅の刃」を読んでみてください。きっと負けない心を取り戻すことが出来ます。Webで翻訳は一日でも早く非常事態宣言が解消されるようテレワークにて営業を続けております。みんなで頑張ってこの危機を乗り越えていきましょう。

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