本当に急いで翻訳したいときの最終手段として、1つの文書を何パートかに分けて複数の翻訳家に依頼するという方法があります。そのリスクとリスクを軽減するための対処法について解説していきます!
翻訳家を複数使うことのリスク
翻訳家を複数使うことの最大のリスクは、用語や言い回しが統一できないということ。非常に限られた時間の中でも翻訳者それぞれが自分なりのベストな訳出をするのは当然のことですが、用語や言い回しのばらつきが生じるのは仕方のないことです。複数の翻訳家によって翻訳された文書には、翻訳先言語のネイティブの人にはすぐにわかるような差が現れることもしばしば。
用語・言い回しの不統一を避けるための対処法
どうしても1つの文書を複数の翻訳家に依頼する必要があるときには、全ての翻訳家に用語集を提供するといいでしょう。ただ、用語集は最低限のボリュームに抑えてください。複数翻訳家を使うような非常に時間がない状況では、せっかくの用語集を参照する時間もほとんどありません。「これだけは統一してほしい!」という最低限の用語・言い回しのみしか統一できない可能性が高いので、その点はご了承ください。
翻訳の時間も考慮して日本語作成を!
日本語原稿作成に時間をかけるのは当然のことです。しかし翻訳の質が良くないということは、伝えたい人たちにあなたのメッセージがうまく伝わらないということ。翻訳にかける時間も十分に考慮して、日本語原稿作成のデッドラインを設定するよう心がけてくださいね!
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