新しい環境に身を投じたときには、自己紹介をする機会があるでしょう。中には、「自己紹介なんて、名前以外になにを言えばいいの?」とお悩みになる人もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、英語で自己紹介するコツについてご紹介します。
名前を2回言えば覚えてもらえる確率が高くなる
英語で自己紹介するときには、「My name is 〇〇」や「I’m 〇〇」と自分の名前を紹介するのではないでしょうか?
これ自体は間違いではありませんが、日本人の名前は海外の人にとって覚えにくいものなので、ぜひとも最低2回は自分の名前を繰り返しましょう。
例えば、タナカダイキさんなら、下記のように自己紹介できます。
・Hello. I’m Daiki. Daiki Tanaka. I go by Dai.
(こんにちは。ぼくはダイキ。タナカダイキです。ダイって呼ばれています。)
自分の得意分野もしくは専門分野について触れておく
自己紹介では、名前の後に出身地や年齢について述べることがあるかもしれません。
日本人同士であれば、「さくらんぼの産地だね」とか「元カレと同じ出身地だ」などと、出身地で盛り上がることもあるでしょう。
しかし、海外でただ「I’m from Japan」といっても、フグの刺身より薄いリアクションしか返ってこないのではないでしょうか。
ひと目見ればあなたが日本人であることはわかりますから、自己紹介の中にわざわざ出身地を含めなくても良いかもしれません。
その代わりに、自己紹介の中で現在の職業や自分の専門分野について触れておくなら、会話のきっかけを作ることができるでしょう。
例えば、下記のように自己紹介できるかもしれません。
・I work in the IT industry as a system engineer and I specialize in transportation systems.
(IT業界でシステムエンジニアとして働いており、交通システムを専門にしています。)
印象的な自己紹介になるよう工夫する
ありきたりな自己紹介では、名前を憶えてもらうどころか誰かの記憶に残ることすらできないでしょう。
無難な自己紹介で満足するのではなく、印象的な自己紹介になるよう工夫すべきです。
例えば、12年も一緒に暮らしている犬がいることやサッカーが好きだけれども学生時代は万年補欠だったこと、そして好きな作家のことなどを自己紹介に含めると良いでしょう。
要は、現在のあなたという人物を構成する要素について、少し詳しく述べてみてはいかがでしょうか?
例えば、チョコレートが大好きでたまらないということを、下記のように自己紹介に含めることができるかもしれません。
・I’m a closet chocoholic. I can’t live without chocolate.
(表沙汰にはしていませんが、チョコレート中毒なんです。チョコレートなしでは生きていけません。)
上記のように自己紹介すれば、「ああ、チョコレート中毒の人か」と覚えてもらえるでしょう。
笑いを取ることを恐れない
可能であえば、自己紹介にユーモアをプラスしましょう。
ユーモアをプラスすることで、近づきやすさをアピールすることができます。
自信なさげに小さな声でいうよりも、「スベっても死にはしない!」というくらいどーんと構えて、堂々とジョークを飛ばしてみましょう。
最初の例文であれば、このように笑いに変えることができるかもしれません。
・Hello. I’m Daiki. Daiki Tanaka. Please don’t call me Justin although I look exactly the same with Justin Bieber.
(こんにちは。ぼくはダイキ。タナカダイキです。ジャスティン・ビーバーにそっくりですけど、どうかジャスティンって呼ばないでくださいね)
ジャスティンとは似ても似つかない容姿であれば、少なからず笑いを取ることができるでしょう。
締めの言葉は上品に
自己紹介が終わったら、最後は丁寧かつ上品な言葉で締めくくりましょう。
単に「Nice to meet you」というだけでも良いですが、もう少し立派な言葉で締めくくればたとえ自己紹介がスベッたとしても万事OK事なきを得るはずです。
自己紹介の締めくくりには、下記のように述べることができます。
・It’s a pleasure to meet you here today.
(本日はお会いできて大変光栄です)
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