海外の人々からすれば、日本には不思議な習慣がいっぱい。聞きにくいことでもズバズバ尋ねてくる彼らに満足のいく返答ができるよう、日ごろから英語で答えられるようにしておくのはいかがでしょうか。今回は、海外の人々からよくされる質問と、その質問への答え方をご紹介します。
Why Do Japanese People Apologize So Much?(なぜ日本人はそんなに謝るの?)
謝らない文化を持つ国の人々からすれば、なぜ日本人は頻繁に謝るのか不思議なようです。上記のように質問された場合には、「There is a need for politeness in Japan to get along with on top of your neighbours. Politeness has become a way of keeping social order in Japan.(隣人たちとうまくお付き合いしていくため、日本では礼儀正しさが必要です。礼儀正しくあることが、日本では社会秩序を保つ方法となっています。)」と答えられるかもしれません。
例えば、「Sorry, I’m not speaking English very well.(英語がうまく話せなくてごめんなさいね)」とでも言おうものなら、なぜ謝るのか怒られてしまう場合も。日本人からすれば、聞き取りにくい英語を話して相手に申し訳ない気持ちがあるから謝る訳ですが、海外の人はネガティブに受け取ります。英語がうまく話せなくて申し訳ない気持ちを言い表したいときには、「I am still working on my English.」とポジティブな表現を使用するようにしましょう。
Why Do Japanese People Sleep On Trains?(なぜ日本人は電車で眠るの?)
電車の座席で居眠りをする日本の人々を見て、海外の人たちは不思議に思っているようです。なぜ公共の場で無防備に眠ることができるのかにはさまざまな理由がありますが、電車での居眠りには「Sleeping on the train is brought on by long working hours, long commutes.(長時間労働と長い通勤時間が、電車内での居眠りをもたらすのでしょう)」と答えることができるかもしれません。
日本人の睡眠時間は世界最低レベルだといわれています。経済協力開発機構(OECD)によると、1日の平均睡眠時間が8時間を(500分以上)優に超す国が多いのに比べて、日本はたったの7時間ほど(442分)だったとのこと。睡眠時間が短いのも、いわば長時間労働と長い通勤時間のせいだといえるでしょう。睡眠不足の人は、糖尿病や高血圧といった生活習慣病にかかりやすいもの。ですから、少しでも睡眠時間を確保しようと、日本人は電車の中で居眠りをするのです。
Why Do Japanese People Slurp When eating?(なぜ日本人は音を立てて食べるのか?)
日本では当たり前のことでも、海外では「非常識」だとみなされることも。とくにテーブルマナーの違いは、知っておいて損はありません。「When in Rome, Do as the Romans do.(郷に入れば郷に従え)」で日本では日本式、海外では海外式にチェンジすることができるでしょう。
ときどき、なぜ日本人は食事をするときに音を立てるのか?と尋ねられることがあります。日本通の海外の人であれば、音を立てて食べたほうが「粋」に見えることを知っている場合も。しかし中には、麺類を食べるときに音を出すことを不思議に思っている人も少なくありません。
確かに、日本にはそばやラーメン、せんべいやもずくなど、音を立てて食べても良い食べ物があります。絶対に音を立てて食べなければいけない訳ではなく、音を立てて食べても許される食べ物といったほうが良いかもしれません。そのため、日本でもすべての食べ物が音を立てて食べて良い訳ではないことをまず伝える必要があるでしょう。
音を立てて食べる食べ物の中でも、そばは海外の人々にも大人気。海外の友人たちと一緒にそばを食べる機会があるなら、「Slurping is the best way to eat Soba noodles. When you slurp them, you can fully experience the aroma exploding in your mouth.(音を立てて食べるのがそばの正しい食べ方です。音を立てて食べると、そばの香りが口の中に広がるんですよ。)」と説明できるかもしれません。
日本各地にはそれぞれの文化や風習があります。たとえば、ネギを使ってそばを食べるところもあります。そのような文化や風習を外国の方が来たときに説明できるように、前もって文章として用意しておくことも「おもてなし」の一つになります。Webで翻訳でも、日本各地の文化や風習などを翻訳しています。今後オリンピックや大阪万博など日本に外国の方が来る機会はまだまだあります。せっかくの自分たちの文化や風習を伝える機会です。機会損失にならない様に、事前にWebで翻訳で準備をしておいてください。
↓この記事が「いいね!」と感じましたら下のバナーをクリックお願いします!↓