「食べることは、生きること(To eat is to live)」といいますが、食べているときが一番幸せだという人も多いのではないでしょうか。ちなみに、食べることが生きがいになっている人は、「生きるために食べよ、食べるために生きるな(Thou shouldst eat to live, not live to eat)と述べたソクラテスとは正反対のタイプだといえるでしょう。今回は、食べることについての英語表現をご紹介します。
あなたはどのタイプ?
eat like a horse
馬のように食べるとは、よく食べることを意味します。日本にも「鯨飲馬食」という四字熟語がありますが、どうやら馬はよく食べる動物だと思われているよう。しかし実際には、腸の長さに対して胃が小さい馬が、運動不足の状態で必要以上に食物を摂取すると、病気になりやすくなるのだとか。そのため、馬は運動量に応じて食事量をコントロールしなければならず、必ずしも大食いの動物ではないようです。
eat like a bird
小鳥のように食べるとは、小食なことを指します。世界に、約1万種存在するといわれている鳥類。人間に比べると小さな体を持つ彼らですが、自分の体重の10分の1ほどのエサを毎日食べている鳥もいるそう。そう考えると、鳥たちは小食などといえないのではないでしょうか。
eat like a pig
ブタのように食べるとは、ガツガツと勢いよく食べること、もしくは食べ散らかすことを意味します。食べ方が汚いことを諫めるときなどに、「Don’t eat like a pig!」といえるでしょう。このように、この英語表現はけっして褒め言葉ではありませんから、食べっぷりが良いことを褒めたいときに使用するのは控えるべきです。
大食漢や美食家はどういうの?
Glutton
食いしん坊や大食漢といいたいときには、「Glutton」を使えるでしょう。また、凝り性や熱心な人を意味する単語でもあるので、仕事の鬼といいたいときには、「You are a glutton for work.」といえます。
Big eater
食いしん坊のことを意味します。ストレスでドカ食いする人というよりも、食べることが楽しみでならないという人に対して使える単語です。
Have a large appetite
直訳すると大きな食欲を持っているですが、「あの人、よく食べるわね!」とやんわりしたいいたいときに、「He has a large appetite.」と表現できます。この英語表現は上品な言い方なので、もしも「この大食らいめ!」といいたいときには「Glutton」を使用するほうがぴったりでしょう。
Gourmand
もとはフランス語ですが、英語でも一般的に使用されている単語です。大食漢や食い道楽といいたいときに使用し、なんでも好き嫌いなくおいしそうに食べる、健啖家に対して使用されます。
Epicure
ギリシャの哲学者エピクロスを語源にする単語で、美食家や食通をいいたいときに使用します。食べることが好きだけれどもなんらかのこだわりがある人、食べ物にたいする知識が豊富で、おいしいものだけを好んで食べる人に対して使用されるので、単なる大食いの人とはまったく異なるタイプだといえるでしょう。
Foodie
「Epicure」とほぼ同じ意味で、グルメな人や食通の人、食べることにこだわりのある人や食べることに異常な関心を持っている人に対して使用される単語です。ただし、「Foodie」のほうがカジュアルで一般的に使用されているため、「あなたってほんと美食家だね」といいたいときには、「You are a real foodie.」と使うことができます。
食べ方にまつわる英語表現
Scarf down
「Scarf down」とは、ガツガツと勢いよく食べること、急いで食べることを意味する熟語です。アメリカ英語では「Scarf down」ですが、イギリス英語では「Scoff down」になります。
Let’s pig out
ストレス発散のために今日は食べまくろうといいたいなら、ぜひ「Let’s pig out!」といえるでしょう。もちろん、食べ放題(All you can eat)に来たなら、「Pig out」しないと損ですよね。
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