翻訳家デビューも夢じゃない?!海外の本を翻訳出版する方法とは?

 

翻訳の仕事を待っているばかりでは、待てど暮らせど素晴らしい仕事にありつくことはできません。翻訳したいと思える本にめぐり合ったなら、すぐにアクションを起こしましょう。翻訳出版に関する書物もありますが、今回は文芸翻訳に携わったことのない人でも、勇気を出して一歩踏み出せるように、翻訳出版の大まかな流れをご紹介します。

 

著者にコンタクトを取る

外国語の本を読んで、「これを日本語に翻訳して出版したい!」と思ったことがあるかもしれません。そのような場合、まず一番にすべきことは、著者に作品を翻訳させて欲しいと伝えることです。著作に連絡先が記されている場合もありますし、著者がSNSをしている場合には、コンタクトを取りやすいかもしれません。すでに日本の出版社が版権を獲得しており、翻訳者が決まっていたとしても、著者の意向次第では翻訳の仕事を任せてもらえる可能性もまったくない訳ではありません。

作家の立場からすれば、自分の作品に人一倍思い入れがあり、熱い情熱を持って仕事に取り組んでくれる人が翻訳してくれるほうが嬉しいもの。ですから、翻訳の許可をもらうときには、どれだけ自分が作品に惚れ込んでいるのかを、しっかりアピールする必要があります。

 

試訳を作成する

翻訳家としてのキャリアがない状態から、翻訳の仕事を受注するのは至難の業です。それでも、「この本を翻訳したい!」という熱意があるなら、著者にコンタクトを取ると同時に、試訳を作ることができるでしょう。試訳を作っておくなら、日本で翻訳本を出版してくれる出版社を探すときに役立ちます。その出来次第で、翻訳を任せてもらえるかどうかが決まりますから、試訳とはいえ全身全霊を込めて取り組むようにしましょう。

さらに、試訳と出版企画書、検討資料としてのレジュメ(シノプシスとも呼ばれている)を作っておくことが大切です。レジュメには、作品の基本的な情報(著者の経歴や作品のページ数など)とあらすじのほか、同じカテゴリーの書籍との比較やそれらの出版状況などをまとめておくと良いでしょう。

 

出版社を探す

著者へのアピールはバッチリでも、必ず翻訳の仕事が舞い込んでくる訳ではありません。もちろん版権がフリーであり、著者が快諾してくれれば翻訳できる可能性はあるでしょう。残念ながら版権エージェントは個人の問い合わせには対応していないため、版権がフリーかどうかを確認するのは難しいもの。ですから、版権の空き状況を確認するためにも、まずは出版社を探すことが大切になります。

しかし、翻訳出版をする上で一番の難関といえるのが、出版社探しです。基本的に大手出版会社は、「持ち込みお断り」のところが多く、試訳と企画書を携えて行っても、ほとんどの場合において門前払いを食らうもの。強力なツテやコネでもない限り、大手出版社からの翻訳出版は難しいでしょう。

出版社を探す際には、何度も心が折れそうになるかもしれませんが、玉砕覚悟で臨むべきです。また、ふさわしい出版社が見つからないけれども、どうしても出版して世に送り出したいというのであれば自費出版を視野に入れることも検討できるでしょう。そのような場合には、自費出版を扱っている出版社に連絡することができます。

 

版権の獲得

幸運にも出版社が見つかれば、翻訳する権利を取得する必要があります。翻訳する権利は出版社同士で行われるか、多くの場合は版権エージェントを通して行われることになります。無事版権を獲得でき、出版社から翻訳依頼を受けることができればようやく本格的な翻訳作業を開始することが可能に。翻訳作業が終われば、今度は編集と校正を掛け、印刷作業・販売へと進めることができます。

 

コロナウイルスはまだまだ終わりが見えてきません。来週からはお盆ですが、多くの方は帰省や旅行を躊躇っていると思います。こんな時期だからなのか、Webで翻訳には最近は外国語の本などの翻訳が増えてきています。コロナ以前のような生活が出来ないので、自分を成長させるためや時間の有効利用として外国語の勉強をされている人が増えている様です。皆さんもこの時期に何か興味のあることにチャレンジされてはどうでしょうか。

 

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