海外の旅行先でやってはいけない10の行為

「所変われば品変わる」といわれているように、土地によって習慣や風習はさまざまです。日本では問題視されないことも、海外では大問題になってしまう場合も。そこで今回は、旅先でやってはいけない10の行為をご紹介します。

海外旅行で気をつけたいこと10選

左手で物を渡す

左手を不浄と見なしている文化は、意外に多いもの。そのため、左手で物を渡したり、左手で握手をしたりするのは相手にとても失礼なことです。イスラム圏をはじめ、インドネシアやタイ、インドなどでも気をつける必要があります。

容姿を褒める

たとえ相手の容姿を褒める場合であっても、容姿に関する話題はタブーな国や地域が多いことを覚えておきましょう。洋服やアクセサリーなどが似合っていると褒めるのはokですが、目の色や髪の色、手足の長さといった身体的特徴を褒めるのは気をつけたいですね。

トイレのドアノック

トイレが使用中かどうか確かめるため、ドアをノックしようと思うことがあるかもしれませんが、欧米ではドアノックはしないほうが無難です。ドアをノックされると、せかされているように感じてしまうのだとか。そもそも海外では防犯や薬物取引防止のため、足元が見えるトイレが多く見られます。ですから、ドアをノックしなくても使用中かどうか確認しやすいでしょう。

肌の露出

イスラム教や仏教など、宗教色が濃い国ではできるだけ肌の露出を避けたほうが良いでしょう。とくに寺院やスピリチュアルスポットを訪れる場合には、不敬だと思われてしまうため、ノースリーブやタンクトップなどの服装はしないように気をつけたいですね。

無断で写真撮影

素敵な景色がたくさん撮影できる海外ですが、無断で写真撮影をしないほうが良いでしょう。許可を求めずに人やペットにカメラを向けて、怒られてしまったり、喧嘩になってしまったりする場合も。旅行中のトラブルを避けるためにも、写真撮影のときにはひと言許可を求めてから撮影するようにしたいですね。

イミグレーションにサンダルで行く

暑い国だとくだけた服装になりがちですが、インドネシアのイミグレーションや警察などに行くときに、サンダルで行くのは避けましょう。知らずにサンダルで行くと、靴に履き替えてくるようにいわれたり、ビザ等の手続きがスムーズにできなかったりします。

麺類をすすって食べる

日本では、蕎麦はすすって食べるのが粋な食べ方です。蕎麦をすすって食べることで、麺とつゆを一緒に味わうことができ、よりおいしく食べられるのだとか。ところが、海外では食事のときに音を立てて食べるのは、マナー違反だとされています。海外の日本食レストランで蕎麦を食べるときに、うっかりすすってしまわないように気をつけたいですね。

宗教を馬鹿にする

日本では無神論者、無宗教でもとくに問題はないかもしれません。しかし、海外では宗教儀式や宗教行事が、生活の中心になっている国がたくさんあります。無宗教の人の立場からすると理解しがたいかもしれませんが、信仰心の篤い人々にとって、自分たちの宗教を馬鹿にされることほど許しがたいことはありません。信仰心を抱くまではいかなくても、旅行先の国の宗教を尊重するようにしたいですね。

夜遅く出歩く

どんなに治安が良い国であっても、夜遅くに出歩くと犯罪に巻き込まれる恐れがあります。日本も世界的に治安が良いことで知られていますが、夜遅くに出歩いて怖い思いをした経験がある人もいらっしゃるのではないでしょうか。慣れない旅先となれば、なおのこと注意が必要です。安全に旅を楽しむためにも、夜の冒険はできるだけ控えるようにしましょう。

ゲップをする

日本でもあまり良い印象はありませんが、ゲップをすることは海外では下品なことだとみなされています。生理現象だから仕方がないとはいえ、なるべく人前でゲップをしないよう気をつけましょう。

  

  

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