映画で英語を学ぶ!『スクリーンプレイ(SCREENPLAY)』でネイティブを目指そう

映画で生きた英語を学ぼうとしても、ただぼんやり字幕を眺めていただけでは英語は身に付きません。映画で英語を総合的に学ぶなら、スクリプトを手元に用意しましょう。今回は、映画を通して英語学習にチャレンジしたい人におすすめの「スクリーンプレイ(SCREENPLAY)」をご紹介します。

スクリーンプレイ(SCREENPLAY)」とは?

英語字幕で映画を観ていても、展開が早すぎて目で字幕が追えないなんてことがあるかもしれません。そのような場合には、「スクリーンプレイ(SCREENPLAY)」を手に取ってみてはいかがでしょうか。「スクリーンプレイ(SCREENPLAY)」は、映画のセリフ集です。英語と日本語のセリフのほかにも、シーンの説明書きが加えられているため、映画の場面を思い出しながら読むことができます。映画のスクリプトを入手できるサイトもありますが、日本語訳が付いていません。その点、映画のすべてのスクリプトが掲載された「スクリーンプレイ(SCREENPLAY)」では、意訳された日本語字幕より正確な翻訳が付けられていることに加えて、語句概説や語彙集が付いているので英語学習に最適な教材です。さらに、セリフ文に当てると音読してくれる「iPen」と一緒に活用すれば、リスニングや発音練習を行うこともできます。

おすすめの「スクリーンプレイ(SCREENPLAY)」シリーズ

雨に唄えば

1952年にアメリカで公開された、ミュージカル映画の金字塔である「雨に唄えば(Singin’ in the Rain)」。素晴らしい音楽が印象的で、公開から70年以上経った現在でも色褪せない魅力に満ちた映画です。「気品を。常に気品を(Dignity. Always, dignity.)」や「おい、ジョー。タランチュラを持ってきてくれ(Hey Joe, get me a tarantula.)」などのセリフを覚えている方もいるのでは?ストーリーもわかりやすく英語難易度もそれほど難しくないため、初心者にも挑戦しやすいでしょう。

オズの魔法使い

ライマン・フランク・ボームの原作をもとに制作された映画版「オズの魔法使い(The Wizard of Oz)」。1939年にアメリカで公開されたとき、モノクロフィルムと当時ではめずらしいカラーフィルムで撮影されたこの映画は大きな話題になりました。カカシの「脳みそがなくてもおしゃべりな人はいるだろう?(some people without brains do an awful lot of talking… don’t they?)」など、ユーモアに富んだセリフが多く登場しますから楽しく英語を学べるでしょう。

ラブ・アクチュアリー

2003年公開のクリスマスをテーマにした映画「ラブ・アクチュアリー(Love Actually)」。10の物語が同時進行しているため、さまざまな愛のカタチを垣間見ることができます。「見つけたかったら、探そうとしなくても、実は愛はいたるところで見つけられる(If you look for it, I’ve got a sneaky feeling you’ll find that love actually is all around.)」というナレーション部分が、映画のテーマを言い表しているのではないでしょうか。こちらの映画は会話シーンが多く、中級レベル以上の方におすすめです。

英国王のスピーチ

2010年に公開された、イギリス王ジョージ6世の実話をもとにした映画「英国王のスピーチ(The King’s Speech)」。言語療法士ライオネル・ローグがジョークを言えるかと尋ねたとき、吃音症を患うアルバート(後のジョージ6世)は「その類は得意でない(Timing isn’t my strong suit.)」と答えるシーンが印象的でした。ヒューマンドラマであるため一見難しそうに思えますが、短いセリフが多いので初級・中級レベルの方にもチャレンジしやすいかもしれません。

ローマの休日

1953年に公開された「ローマの休日(Roman Holiday)」。アン王女とアメリカ人新聞記者の束の間の淡い恋を描いたこちらの作品は、まさに不朽の名作です。アン王女の「この地の素晴らしい思い出を、生涯忘れないでしょう(I will cherish my visit here in memory,as long as I live.)」と言うセリフに、彼女の想いが詰まっているのではないでしょうか。こちらの映画は、中級レベル以上の方におすすめです。

  

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