世界猫の日は8月8日ですが、日本の猫の日は2月22日です。日本人からすれば、その日に猫の日が制定されるのは自然なことのように思えるでしょう。ところが、海外の人からすればなんとも不思議なようです。そこで今回は、猫の日を英語で紹介する方法をご紹介します。
どうして日本の猫の日は2月22日なの?
2002年に国際動物福祉基金によって制定された「世界猫の日」は、猫を愛し、彼らに安全な暮らしを提供する意識を高めることを目的とした日です。一方、猫の日実行委員会とペットフード協会によって定められた日本の猫の日は、世界猫の日より15年も古い1987年に制定されました。
日本と同じように独自に猫の日を制定している国はいくつか存在しますが、海外の人の中には、「Why is February 22nd Cat Day in Japan?(なぜ日本では2月22日が猫の日になるの?)」と不思議がる人もいるようです。
そもそも2月22日に猫の日が制定されたのは、「ニャン(もしくはニャー、ニィー)」という猫の鳴き声に由来するのだといいます。2が3つ並んで、「ニャン、ニャン、ニャン」になるからだそうです。
海外の人に日本の猫の日を英語で説明してみよう
世界猫の日をInternational Cat Dayと呼ぶのに対し、各国独自に祝われる猫の日はNational Cat dayと呼んで区別できます。ですから、日本の猫の日といいたいときにはNational Cat day in Japanといえるでしょう。
日本の猫の日を海外の人に説明するときには、数字の2は日本語でどのように発音するのか、猫の鳴き声が日本語でどのように聞こえるのかを伝えることがカギになります。The number 2 is pronounced as “ni” in Japanese, so 22nd of February can be pronounced ni ni ni. And it can be read Nyan Nyan Nyan just like a cat meow.(数字の2は日本語で「ニ」と発音し、2月の22日は「ニーニーニー」と発音できます。それに、ちょうど猫の鳴き声のように「ニャン、ニャン、ニャン」と読めます)と、説明できるかもしれません。 猫の鳴き声は、英語では「meow(ミャオウ)」や「mew(ミュー)」です。国によって猫の鳴き声の聞こえ方が違うため、日本語に詳しい海外の人でない限り、どうして日本では2月22日が猫の日に選ばれたのかを理解できない人が多いようです。
海外の猫の日は?
イタリアやポーランドでは、2月17日を猫の日としています。そのほかにも、ロシアでは3月1日、台湾では4月4日、アメリカでは10月29日が猫の日に選ばれました。また、イタリアとイギリスには黒猫の日が存在し、イタリアでは11月17日、イギリスでは10月27日が黒猫の日に制定されています。
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