海外旅行に行くなら、英語を話せたほうが良いと考える人は多いでしょう。旅行を最大限楽しむためにも、そして自身の安全を確保するためにも、外国語でコミュニケーションを図れるようにしておくのは良いことです。しかし、旅行する国によっては、英語が通じない場合も。今回は、英語が通じる国とあまり通じない国をご紹介します。
■海外旅行は英語だけ話せれば問題ない?
語学ができないよりもできたほうが、格段に楽しくなる海外旅行。自宅で過ごす時間が増えたという人の中には、じっくり語学の勉強に取り組んでみようと頑張っている人もいることでしょう。語学を習得しておけば、いつか海外旅行に行けるようになった際に役立つこと間違いなしです。
海外に行くときには、英語だけ話せればいいのでしょうか。非英語圏でも英語が問題なく通じる国と、あまり通じない国があります。英語が話せれば安心には違いありませんが、英語があまり通じない国を旅行するつもりなら、できる限り現地の言葉を学んでおいたほうが良いでしょう。
■英語能力指数ランキングとは
EF(イー・エフ)エデュケーション・ファーストとは、スウェーデンで創立された語学学校のことです。EF エデュケーション・ファーストは、無料のオンライン英語能力測定テストを実施していますが、英語能力指数ランキングとは、このテスト結果の前年度データに基づいて算出された国ごとの英語能力指数のことを指します。
観光場所や旅行中に出会う人にもよりますが、英語能力指数ランキングを見ると、英語が通じる国とあまり通じない国を知ることができるでしょう。世界的に英語能力がアップしている中、2020年度の英語能力指数ランキング(EF英語能力指数第8版)によると、日本は100ヵ国中53位です。2019年度の日本の順位は49位でしたから、9年連続して英語力が下がり続けることになりました。
■英語が通じる国トップ3
・オランダ
オランダは、非英語圏の中でもっとも英語力が高い国です。公用語はオランダ語ですが、流暢に英語を話す人が多いので、英語さえ話せれば問題なく旅行を楽しむことができるでしょう。もちろん、オランダ語は英語に近い言語なので、英語をマスターしているならオランダ語も習得しやすいといえます。
・スウェーデン
スウェーデンでは、英語と同じゲルマン語系のスウェーデン語が話されています。スウェーデン語の中には英語と共通の語彙がおよそ1500以上もあるといいますから、英語を話せる人が多いのも頷けますね。
・ノルウェー
ノルウェー語が公用語のノルウェーですが、オランダやスウェーデンに負けないほど国民の英語力が高いことで知られています。英語能力指数ランキングでは常に上位にランクインしているノルウェー。ノルウェーの人たちは小さい頃から英語をみっちり勉強しているに違いないと思うかもしれませんが、英語教育がスタートするのは9、10歳からなのだとか。音楽にしろ映画にしろ、英語圏の文化を積極的に取り入れていることが、英語力の高さの秘訣なのかもしれませんね。
■英語があまり通じない国トップ3
・リビア
英語能力指数ランキング100ヵ国中、第100位になったリビア。北アフリカに位置するリビアの公用語はアラビア語ですが、過去にイタリアの植民地であった背景からイタリア語も通じる場合があります。「アラビア語なんて難しそう」というのであれば、イタリア語を学習してから旅行に行くことができるかもしれませんね。
・キルギス
中央アジアに位置するキルギスは、中国やカザフスタン、ウズベキスタンなどの国々に囲まれています。公用語はキルギス語ですが、2000年にはロシア語も公用語と認められました。キルギス語もロシア語もキリル文字を使用しますが、発音も文法も異なります。
・サウジアラビア
イスラム教最大の聖地メッカがあるサウジアラビア。ダイビングが好きな人であれば、紅海という絶好のダイビングスポットがあるサウジアラビアをぜひとも訪れてみたいと思うかもしれません。観光スポットやホテルではなんとか英語が通用するでしょうが、公用語のアラビア語を勉強しておくほうが良いかもしれませんね。
今はコロナの影響で海外旅行には行けませんが、海外に行ける様になったらどの国に遊びに行くのかを考えておくのも楽しいものです。未来の目標が希望、予定など日々頑張ることが出来ます。今年の年末年始は帰省をしない、帰省が出来ない人やGoToトラベルが停止により自宅で過ごされる人が多くいると思います。時間のある時こそ楽しい未来の予定を考えてみましょう。Webで翻訳は年末年始もご利用頂けます。
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