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Long Covid symptoms(long COVID)の症状を英語でいってみよう

新型コロナウィルスが治った後も後遺症に苦しめられる人が多いようです。後遺症といってもその種類は多岐に渡り、200種類以上もの種類があるとされています。今回は、Long Covid symptoms(long COVID)についてご紹介します。

Long Covid symptomsとは?

たくさんの人が苦しむLong Covid symptoms

Long Covid symptoms(long COVID)とは、Long-term effects of coronavirusともPost-COVID Conditionsとも呼ばれることがある、新型コロナウィルスの後遺症のことを指します。後遺症といえば、怪我や病気から回復した後に残る機能障害や神経症状のことです。後遺症は英語でafter-effect、もしくはaftereffectです。Sequelaという表現もありますが、医療用語のため日常会話で使用されることはほとんどありません。新型コロナウィルスによる後遺症もaftereffectですが、一般的な怪我や病気よりも新型コロナウィルスの後遺症は特徴的なため、Long Covid symptomsと呼ぶのがふさわしいでしょう。

新型コロナウィルスに感染した後、長期に渡って続くといわれる後遺症。数週〜数ヶ月の間さまざまな症状が続き、しつこい後遺症に悩まされている人も少なくありません。変異株は英語でnew variantといいますが、変異株が次々に誕生している中、後遺症の現れ方や症状なども変わっていく可能性があります。

Long Covid symptomsの諸症状を英語では?

新型コロナウィルスの後遺症として頭痛や咳のほか、extreme tiredness(極度の倦怠感)、shortness of breath(息切れ、息苦しさ)、heart palpitations(動悸)、chest pain or tightness(胸の痛みや圧迫感)などが挙げられます。

とくに後遺症の中でもtiredness(倦怠感)を覚える人は多く、感染者のうち15~87%もの人々が抱えることになるのだとか。Low-grade fever(微熱)が続く人も多いようですが、ほかにも、problems with memory and concentration(記憶力と集中力の低下)、changes to taste and smell(嗅覚と味覚の変化)、joint pain(関節痛)などもLong Covid symptomsに含まれます。

ほかにも、loss of appetite(食欲不振)、insomnia(不眠症)、hair loss(脱毛)なども新型コロナウィルスの後遺症として認められています。これらの後遺症は厄介なことにいったん改善してもまた繰り返すといわれているほか、不安や抑うつといったmental health disorders(メンタルヘルス障害)も後遺症の一部だといわれています。

brain fogとは通常もの忘れを指しますが、新型コロナウィルスの後遺症のひとつであるbrain fogは、脳が正常に働かない状態のことです。最近考えがまとまらない、頭が冴えない、集中できないといった場合、コロナ後遺症である可能性があるでしょう。

無症状でも発症するLong Covid symptoms

後遺症だと気付かない人も

新型コロナウィルスに感染したにもかかわらず、無症状だった場合にも後遺症は現れるようです。そのため、自分が経験している心身の不調がLong Covid symptomsだとは気付かず、戸惑っている人も少なくありません。それら無自覚な人々が休養も取らずに無理をすると、症状はますます悪化するのだそう。

新型コロナウィルスの後遺症として発症するtiredness(倦怠感)は、気力でなんとかできるものではありません。周りの理解が得られないまま無理をすることで、やがてextreme tiredness(極度の倦怠感)が体を襲い、立っていられなくなってしまうことも。

脳卒中も後遺症?

新型コロナウィルスに感染すると、blood coagulation and fibrinolysis(血液の凝固線溶)の異常を起こしやすいといわれています。体内で炎症が起こると血液が固まりやすくなりますが、blood coagulation and fibrinolysis(血液の凝固線溶)が正常に働いているなら、血液の凝固はやがて治まります。ところが、新型コロナウィルスにかかって血液が固まりやすくなると、血液の凝固線溶系システムがうまく機能せず、血液凝固が長引き悪化することもしばしばだそう。

このように血液が固まりやすくなってしまうと、脳卒中(stroke)などを起こす恐れがあり危険です。ただし、血液が固まりやすくなるのは新型コロナウィルスに感染しているときのみで、後遺症として発症する可能性は低いといわれています。

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