語学学習の上達具合は、学習時間と比例するといわれています。しかし、効果的な学習方法と取り組み方をしなければ、どんなに時間を費やしても語学をマスターすることは難しいでしょう。今回は、外国語を学ぶ人すべてに共通する、語学習得が早い人の特徴をご紹介します。
自分を「追い込む」習慣がある
語学学習にしろ、筋トレにしろ、ダイエットにしろ、自分を追い込むのが好きな人は「理想の自分」に近づきやすい人だといえるでしょう。「継続は力なり」といいますが、ただ継続するだけではいけないのです。もちろん継続することはとても大切ですが、いち早く効果を実感したいのであれば、自分を追い込みながら継続することが有益だといえるでしょう。
追い込むという言葉には、どこかネガティブなイメージがつきまといます。自分を責めること、余裕のなさ、狭小さといった印象を受けることがあるかもしれません。しかし、納得のいく「結果」を出したいと思うのであれば、常に自分を追い込む習慣を身に付ける必要があるでしょう。
自分を追い込む習慣がない人は、楽なほうへ逃げる傾向があります。例えば、娯楽ひとつを取ってみても、追い込みグセがある人とそうでない人は明らかに。外国語を学んでいる人で追い込みグセがある人は、娯楽の選択も語学学習を念頭に置いて行うようです。そのため、息抜きのための読書やテレビ鑑賞も、外国語で楽しむといいます。一方、追い込みグセがない人は、外国語を学ぶことと日常生活を切り離して考えているため、娯楽の選択においても日本語のコンテンツばかりを選んでしまうようです。
自分の意見を具体的に発言できる
語学の習得が早い人は、自分の意見をうまくまとめることができ、具体的な意見を述べることが得意な人が多いようです。当たり障りのない会話で満足するのではなく、「こう言いたい!」「自分はこう思っている」と主張することによって、どんどんボキャブラリーは増えていくものです。
和を重んじる日本人は、全体的に見て意見を述べるのが苦手なようです。人の話を聞くことは大切ですが、意見を述べることは決して悪いことではありません。反対意見を述べるときも、ただ「極めて遺憾だ」と言うだけではなく、具体的になにがどう賛成できないのか、相手が理解できるように伝えることが重要です。
語学学習以上の目標がある
語学を学ぶときには、明確な目標を立てるべきです。ですが、どんな目標でも良いのかといえば、じつはそうではありません。語学の習得が早い人には、語学学習を超えたさらにその上の目標が設定されていることが少なくありません。
「外国語を話せたらカッコイイ」という漠然としたモチベーションと、「海外の大学でしか学ぶことのできない専門的な学問分野を学ぶために、外国語を勉強する」のとでは、天と地ほどのモチベーションの差があることが理解できるのではないでしょうか。
非英語圏の観光地では、英語圏のツーリストたちを相手に商売をしている人々がたくさんいます。中には、学校に通う機会がなかった人たちもいますが、彼らが話す英語はじつに堂々としたもの。商人たちは「生きるために」「家族を養うために」英語を話さなければならず、そのたくましさはまさに尊敬に値するものです。
英語を習得すれば、日本語の10倍以上もの情報を収集することができるといわれています。情報量だけではなく質も高いため、英語を習得して損になるということは絶対にありません。外国語を学んでそれを習得すること自体をゴールにするのではなく、さらにその先を見据えて学習に取り組むようにすると良いでしょう。
「継続は力なり」と言いますが、言語学習にしても他の習い事などにしてもブログにしても続けられる人は少数です。成果が表れるには時間が掛かりますが、いずれ成果が必ず現れます。言語学習を続けていけばWebで翻訳の翻訳家のように、言語のプロフェッショナルになることも出来ます。上記でも書きましたが、英語を習得することによって、情報量が多くなり日本のニュースだけに情報源を頼らなくてよくなります。
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