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表現力をアップさせる!英語のイディオム9選 Part1

英会話を上達させたいと思うなら、英語のイディオムを勉強するのも一つの方法です。イディオムを覚えて実際の会話で使うことができれば、「英語ができる人」になれるでしょう。今回は、使いやすい英語のイディオムと例文をご紹介します。

Hit the books

直訳すると本を打つですが、「Hit the books」で勉強するという意味のイディオムになります。まるで本を打つように、勉強中に荒々しく本のページをめくる様子が目に浮かぶようですね。

「Sorry but I can’t watch the game with you tonight, I have to hit the books. I have a huge exam next week!」(ごめん、今夜は一緒に試合を観れないんだ。勉強しないといけなくて。来週試験があるんだ!)

Hit the sack

眠るといいたいときに「Go to bed」しか使っていないのであれば、「Hit the sack」もぜひ使ってみましょう。このイディオムは、ただ眠りにつくというよりも、疲れ切ってようやく眠りにつくというときに用いることができます。

「It’s time for me to hit the sack, I’m so tired.」(ようやく寝る時間だ。あ~疲れた)

Sit tight

いかにもジムでインストラクターにいわれそうな表現ですが、「Sit tight」とは辛抱強い、じっとしているという意味があります。

「Mrs. Carter, do you have any idea when the exam results are going to come out?」(カーターさん、試験の結果がいつわかるかご存知ないでしょうか?)

「Who knows Johnny, sometimes they come out quickly but it could take some time. You’re just going to have to sit tight and wait.」(わからないのよ、ジョニー。早いときもあるし、しばらくかかるときもあるの。辛抱強く待たなければいけないわ。)

Go cold turkey

とても面白い表現ですが、「Go cold turkey」で悪習慣を断つという意味のイディオムになります。冷えた七面鳥があるなら、「Hot turkey」があってもいいような気がしますね。

「Shall I get your mom a glass of wine?」(君のママにワインを取ってこようか?)

「No, she’s stopped drinking?」(いいえ、飲むのをやめたのよ)

「Really, why?」(本当に?なぜ?)

「I don’t know. A few months ago, she just announced one day she’s quitting drinking.」(わからないわ。数カ月前、ある日飲むのをやめるって宣言したのよ。)

「She just quit cold turkey?」(悪い習慣をやめたんだね?)

「Yes, just like that!」(そう、そんな感じ!)

Blow off steam

直訳すると蒸気を吐き出すですが、「Blow off steam」でうっぷんを晴らす、ストレスを解放するといった意味になります。怒り狂った後のどうにもならない気持ちを、蒸気のように「シューッ!」と吐き出せば、憂さ晴らしもできるような気がしますよね。

「Why is Nick so angry and where did he go?」(どうしてニックはそんなに怒っているの?彼はどこに行ったの?)

「He had a fight with his brother, so he went for a run to blow off steam.」(兄弟と喧嘩したのさ。頭を冷やしに走りに行ったよ)

On the ball

直訳するとボールの上という意味ですが、「On the ball」で素早く事を進めるという意味になります。うまくボールの上に立つには、素早く動く必要があるかもしれません。段取りよくテキパキ動かないと、転んで痛い目にあうのではないでしょうか。

「Wow, you’ve already finished your assignments? They aren’t due until next week, you’re really on the ball.」(うわ、もう課題終わったの?来週までのだったよね、君って本当にテキパキしてるよね)

To be closefisted

節約家やしまり屋といえば、もしかすると聞こえはいいかもしれません。ですが、「To be closefisted」という場合には、ケチのほうがしっくりくるのではないでしょうか。もちろん、皮肉をたっぷり込めて、彼はしまり屋だということもできます。

「Carl is so closefisted, he won’t even buy snacks for the Christmas party.」(カールはすごくケチなんだ。クリスマス・パーティーのためのスナックさえ買おうとしない)

Living hand to mouth

経済的にギリギリの生活を送っている場合に使うイディオムです。「手から口へ」といえば財布に入る前にお金が消える、つまりその日暮らしであるという意味になります。

「The family has been living hand to mouth ever since their father lost his job.」(その家族は父親が失業してからギリギリの生活を送っている)

Find your feet

(新しい環境に)順応する

直訳すると足を見つけるですが、誰も自分の足を見失うことはありませんよね。「Find your feet」とは、新しい環境に順応する、自分の立ち位置を確認するというときに使うイディオムです。

「How’s your son doing in America?」(君の息子はアメリカでどんな感じなんだい?)

「He’s doing okay. He’s learned where the college is but is still finding his feet with everything else. I guess it’ll take time for him to get used to it all.」(がんばってるよ。大学で勉強してるんだけど、まだすべてにおいて様子見って感じかな。すべてに順応するまでには時間がかかるだろうな)

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