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Richard Scarry(リチャード・スカーリー)の英語の絵本5選【英語に触れるきっかけに】

 

小さい頃に読んだ絵本のことを大人になっても覚えている人は少なくありません。子どもたちに夢と好奇心を与える絵本は、誰かと一緒に読むことでさらに印象深いものになるはずです。ぜひ子どもたちと一緒に英語の絵本を読んで、英語への興味を育ててみてはいかがでしょうか。今回は、子どもと読むのにぴったりなRichard Scarry(リチャード・スカーリー)のおすすめ絵本をご紹介します。

 

■Richard Scarry(リチャード・スカーリー)とは

1919年にアメリカ合衆国・ボストンに生まれたリチャード・スカーリーは、イラストレーターとして、さらに1955年以降は作家として活躍した人物です。実家は大きな商店を営んでいましたが、勉強があまり好きではなく、絵ばかり描いて育った彼に商才はなかったようです。店を継いで欲しいと願う父親の願いもむなしく、ハーバード大学進学に失敗し、無理矢理入学させられたビジネススクールもすぐに退学してしまいます。

その後、念願だったボストンの美術学校に入学するも徴兵され、卒業することはできませんでした。陸軍ではラジオの修理学校に配属されますが、除隊後は北アフリカで軍の広報部門で出版物の編集および執筆を行うようになります。

戦後にはニューヨークでさまざまな雑誌のデザイン部門で働き、1949年からは「リトル・ゴールデン・ブックス」で絵本シリーズを手掛けるようになりました。当初はイラストレーターとして活動していたリチャード・スカーリーでしたが、後に挿絵画家としてだけではなく絵本作家としても活動しはじめ、「Busytown」シリーズを生み出します。こうして、リチャード・スカーリーは生涯中に300冊以上の本を出版し、全世界で1億冊以上の売り上げを記録しました。

 

■Richard Scarry(リチャード・スカーリー)のおすすめ英語絵本

 


素敵なベッドタイムストーリー『Good Night, Little Bear
もうおやすみの時間なのに、お父さんクマと子グマの「かくれんぼ」がはじまりました。かくれんぼがとても上手な子グマですが、はたしてお父さんクマは無事に見つけることができるのでしょうか…『Good Night, Little Bear』は対象年齢3~7歳、おやすみ前の読み聞かせにぴったりな絵本です。

 


乗り物好きに『Cars and Trucks and Things That Go

ピクニックに出掛けるブタさん一家が、目的地のビーチに到着するまでの間、たくさんの乗り物に遭遇します。自動車やバスはもちろん、ドーナッツやリンゴの形、えんぴつの形などをしたあらゆる種類の楽しい車や乗り物が紙面一杯に登場。ストーリーは単純明快ですが、細かく描き込まれたイラストは見飽きることがありません。毎ページ登場する隠れキャラを探しながら読み進めるのも、楽しいのではないでしょうか。

 


単語を覚えるなら『Best Word Book Ever

50年以上も前に作られた絵本とは思えないほど、いま読んでも新鮮な印象を与える絵本です。絵本の中で、ウサギさん一家と一緒に世界各地へ旅行すれば、たくさんの英語を覚えられるでしょう。

 


繰り返し読みたい『What Do People Do All Day?

『What Do People Do All Day?』は、ビジータウンで暮らす住民たちがどんな仕事をして、どんな生活をしているのかが描かれた絵本です。子どもたちの好奇心を掻き立てるとともに、英語の単語を覚えるのにもぴったり。繰り返し読めば、その都度新しい発見があるはずです。対象年齢は3~7歳ですが、絵本の中の可愛い住民たちの様子に大人でも飽きることなくいつまでも眺めていたくなるでしょう。

 


おとぎ話の定番『The Gingerbread Man

英語圏でもポピュラーな童話のひとつであるジンジャーブレッドマンのお話し。ご存知の方も多い衝撃のラストシーンも、ほっこり愛らしいリチャード・スカーリーのイラストならすんなり受け入れられるのではないでしょうか。

 

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