リスニングが苦手だと、英会話を楽しむことができません。コミュニケーションの基本であるリスニングを鍛えるためにも、ぜひ勉強する時間を取るようにしましょう。今回は、英語を聞き取れるようになるためにどれほどの時間、英語を聞かなければならないかについてご紹介します。
まずは1000時間を目安に
英語を聞き取るためには、英語の音に慣れる必要があります。英語の音に慣れるには、英語を聞く努力が求められるでしょう。一般的に、英語を聞き取れるようになるためには、リスニングを1000時間ほどしなければならないと言われています。中には、「毎日コツコツ英語を勉強していれば、あっという間に1000時間なんてクリアできる」という人も。しかし、意識して英語のリスニングを強化する時間を取り分けなければ、なかなか聞き取れるようにはなりません。
例えば、毎日15分以上英語のニュースなどを聞いてリスニングの勉強をしているとしましょう。もちろん、毎日習慣的に英語を勉強しようという姿勢はすばらしいものです。ですが、わずか15分では、1年間に91時間ほどしかリスニングをしていないことに。このままだと、英語を聞き取れるようになるまでに、10年以上も掛かってしまいます。
スキマ時間を徹底的に活用
「学生時代から英語を10年以上も勉強しているのに、まったく聞き取れない」という人もいますが、これで何が問題なのかはっきりしたのではないでしょうか。英語が聞き取れずに英会話が成り立たない理由は、英語を聞く時間が圧倒的に少な過ぎることにあります。
すぐにでもリスニング力を身に付けたいのであれば、計画的に英語を聞く時間を取り分けることが大切です。仮に、1年間で1000時間、英語を聞くことを目標にしたとしましょう。すると、1日約2時間半~3時間はリスニング勉強を行わなければなりません。忙しい人が勉強のためにまとまった時間を見つけるのは大変なことかもしれませんが、スキマ時間を徹底的に活用するよう心掛けましょう。
聞き流しでも大丈夫?
リスニング力をメキメキ上達させたいなら、集中して英語を聞くようにすべきです。しかし、1日3時間も集中して英語を聞くようにするのは、はっきり言って難しいのではないでしょうか。そのため、多くの人が英語を集中して聞くのではなく、聞き流ししている状況にあります。通勤中の電車の中やジムでトレーニングしている間など、上手にスキマ時間を活用している英語学習者はたくさんいらっしゃるでしょう。それらの人々の多くが、英語を聞き流しているようです。
ところで、英語を聞き流してもリスニング力は身に付くのでしょうか。例えば、朝食を食べながら英語ニュースを聞いたり、家事をしながら英語のポッドキャストを流したりすることがあるかもしれません。聞き流しでリスニング力をアップさせることができるどうかは、個人の英語力で違ってくるようです。
もしも、「まったく」英語を理解できないのであれば、聞き流しはあまり意味がありません。そのような場合には、多くの時間を聞き流しに費やすよりも、集中して英語を聞く時間を取り分け、リーディングやライティングなどの勉強のほか、基礎的な英文法の勉強にも時間を取る必要があるでしょう。
一方、英語ニュースやポッドキャストの内容を80%以上理解できているのであれば、聞き流しもリスニング力の向上に役立っているといえます。このような場合には、たとえ意味がわからなかったとしても、新しい単語や表現を聞き取れていることが多いのではないでしょうか。初めて聞いた単語や表現でも、聞き取ることができれば調べることが可能です。そのため、聞き流しであったとしても、英語力を総合的に向上させることに繋がるでしょう。
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