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インドネシア語のリスニングが上達しない5つの理由は?

 

インドネシア語は単語の響きが面白く、話していてとても楽しい言語です。しかし、「もっと会話したい!」と思うなら、会話のキャッチボールをするためにもインドネシア語のリスニングを上達させる必要があるでしょう。弱点を探ることは、リスニング力の向上に大いに役立ちます。そこで今回は、インドネシア語のリスニングがなぜ上達しないのか、その主な5つの理由についてご紹介します。

 

リスニングの弱点を克服しよう

比較的習得しやすいといわれているインドネシア語。しかし、スピーキングは得意でも、リスニングが苦手だという人は少なくありません。そのうち理解できるようになれば問題はありませんが、放って置けばリスニングが自然と向上するということはほぼないでしょう。なんとかしてリスニングを上達させたいと思うものの、なにからはじめて良いかわからない場合もあるはず。そのようなときには、自分のリスニングの弱点を見つけだすことからはじめてみましょう。

 

インドネシア語のリスニングが上達しない5つの理由

・インドネシア語を聴く量が圧倒的に少ない

日本に住んでいると、インドネシア語を耳にする機会はほとんどありません。また、英語に比べるとリスニング教材の数が少ないため、インドネシア語を聴く量が足りていない学習者が多いようです。最近では、インターネットを通してインドネシアのニュースや動画を見ることができます。聞いても理解できないと、リスニング学習を継続するのは難しいかもしれません。しかし、リスニングを上達させるためにも、意識的にインドネシア語を聴く量を増やすことは大切です。

・対面レッスンが少ない

独学でリスニングの勉強をしている人もいるのではないでしょうか。確かに、独学でもある程度リスニング力をアップさせることは可能かもしれません。しかし、独学では会話独特のテンポを掴むことは難しく、ネイティブと直接話す機会があったときに相手の話していることが聞き取れないなどということも。また、スラングなど砕けた言い回しや口語的な表現は、ネイティブとの会話から学ぶことが多いものです。インドネシア語学習者の中でも、対面レッスンを受けている人は会話をし慣れているため、リスニングのコツを早く掴むことができるでしょう。

・合成音声でリスニング練習をしている

合成音声とは、機械で人工的に作られた音声のことです。インドネシア語を独学している人の中には、合成音声を通して発音の確認をしている人もいるのではないでしょうか。合成音声はネイティブと直接会話する機会がない人にとって、恰好の教材に思えるかもしれません。ところが、合成音声を通して語学学習をしていると、耳が機械で作られた音声に慣れてしまうため発音が悪くなるほかにも、リスニングが苦手になってしまう可能性があります。

・語彙数が少ない

インドネシア語を聞き取れないのは、習得している単語が少ないからという場合もあるでしょう。インドネシア語の基本単語数は600語ほどといわれています。一方、英語の日常会話に最低限必要な単語数は2000語ほど。英語に比べれば、インドネシア語の日常会話に必要な単語数ははるかに少ないですから、リスニングを上達させるためにもすべて覚えてしまうようにしましょう。

・ナチュラルスピードに慣れていない

外国語を話すことや聞いたりすることに気後れすると、緊張のあまり相手がなにを話しているのかわからないこともあるのでは?しかし、会話相手にゆっくり話してもらうと内容を理解できるのであれば、ネイティブが話すナチュラルスピードに慣れていないだけです。ナチュラルスピードに慣れるためには、できるだけたくさんの「生きた」インドネシア語を聞くようにしましょう。

 

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