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インバウンド需要と翻訳の関係【インバウンド翻訳の未来はどうなる?】

ここ数年、インバウンドという言葉を頻繁に耳にするようになりました。以前は絶好のビジネスチャンスをもたらすとされていたインバウンドですが、コロナ禍の現在では悲惨なニュースがつきまとう言葉となっています。翻訳もインバウンドと深い関係にある業界ですが、すっかり冷え込んでしまったインバウンド需要に対して今後翻訳の未来はどうなっていくのでしょうか?

インバウンドとは?

インバウンド(inbound)とは、列車や船、飛行機などが入ってくる、到着するといった意味の形容詞です。外から内に向かってやってくるものに対して使用され、観光業界においては外国人の訪日旅行のことを指して用いられます。ほかにも、顧客が企業に問い合わせをすることや企業が運営するウェブサイトを訪れることなど、顧客側から企業に接触すること全体を指してインバウンド対応やインバウンド業務と呼びます。Cembridge Dictionaryによると、travelling towards a particular pointと説明されており、旅行関連のことに対して使用される単語であることがよく理解できるのではないでしょうか。

インバウンド需要と翻訳の需要

新型コロナウィルスが世界中を混乱に陥れる前には、年々右肩上がりに増加していた訪日外国人旅行者数に加え、2020年に開催されるはずだった東京オリンピックを前にインバウンド需要が大幅に伸びると予測されていました。インバウンド需要とは、日本を訪れる外国人観光客たちが消費するモノやサービスのこと。インバウンド需要の急増は旅行業界だけではなく、飲食業や不動産業に至るまで、さまざまな業界にビジネスチャンスをもたらすと考えられています。

一般的に、インバウンド需要の急増とともに翻訳の需要も高まります。外国人旅行者が旅行中に不便を感じないように、さらには安全に旅を楽しむためにも、充実した言語サービスを提供することはとても大切なことです。また、外国人旅行者たちに日本は快適で安全な旅行先であると認識してもらうことで、新規旅行者はもちろん、リピーターを増やすという目的を果たすためにも翻訳業務は欠かせません。

このように、インバウンド需要に関連した翻訳業務のことをインバウンド翻訳と呼びます。インバウンド翻訳の主な業務は公共施設や商業施設のアナウンスや掲示物、飲食店のメニューなど多岐に渡り、日本語から英語に翻訳する和文英訳をはじめ、日本語からアジア諸国の言語、そのほかの国の言語に翻訳する業務です。

インバウンド翻訳は消滅する?

残念ながら、現在インバウンド需要は虫の息以上に悪い状態です。2020年の訪日外国人数は約411万人で、2019年と比べて87.1%減だったといいます。新型コロナウィルスによって、観光業界を筆頭に、インバウンド需要は大打撃を受けました。インバウンド需要の縮小は、インバウンド翻訳にも大きな影響を与えたことは言うまでもありません。このままインバウンド需要の拡大が見込めないなら、インバウンド翻訳もやがて消滅する運命にあるのでは?と考えてしまうのも当然です。

確かに、インバウンドに依存していた観光業界もそのほかの業界も、内需だけではコロナ禍以前のような状況まで再生することは容易いことではないでしょう。しかしながら、オンライン観光にシフトチェンジするなど、国際旅行解禁までなんとか生き残ろうとどの企業も必死の思いで営業を続けているはずです。

これからインバウンド市場がどのような動向を見せるのかはまだ予測しにくいですが、インバウンド需要が細々とでも存続する限りは、インバウンド翻訳の需要が完全に消えてしまうことはないと言えるのではないでしょうか。現状では数年先の未来を見通すことさえ簡単ではありませんが、5年後、10年後に明るい未来が訪れることを切に願いたいですね。

Webで翻訳でもコロナが始まってからはインバウンド関連の翻訳は激減致しました。需要が無くなれば当然供給する側の仕事もなくなります。これは翻訳業界だけでなく、どの業界にも当てはまることです。

賛否はありますが、コロナウィルスのワクチン接種が進んでおりますので、ワクチン接種している人は早ければ来年中旬くらいからは海外に行くことが出来ると思います。国内へ入国する人も今後はワクチンパスポートを持っていれば入国後の隔離も無く、日本国内を観光することが出来る様になるでしょう。

需要が高まってから対策を練っても遅いので、明るい兆しが見えてきた今から対策、対応をしていくのが大事ですね。Webで翻訳を利用しているお客様の中でも、既に先を見据えた翻訳を依頼してくる人が増えてきています。先を読むことが今後も成長し続ける企業なのだと思います。

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