YouTubeの翻訳字幕は翻訳のプロにお任せ!依頼するメリットは?

苦労して作成した動画コンテンツであれば、できるだけ多くの人に見てもらいたいと願うのは当然のことです。視聴者数を増やしたいなら、翻訳字幕を付けてみてはいかがでしょうか?YouTubeに翻訳字幕を付ければ、海外にアプローチできます。今回は、翻訳字幕をプロに依頼するメリットについてご紹介します。

YouTube利用者は増える一方

国際電気通信連合(ITU)が2021年末に行った調査によると、インターネット未使用者の数は約29億人で、全世界人口の37%に相当することが明らかになりました。逆に言うと、全世界人口の7割ほどはインターネットを利用していることに。アメリカ・ワシントンDCに拠点を置く研究機関のPew Research Center(ピュー研究所)の調べでは、アメリカの成人の約8割がYouTubeを利用しており、全世界のインターネットユーザーの3分の1が、YouTubeを利用していることがわかっています。

YouTube動画に翻訳字幕を付けて視聴者獲得

インターネットユーザーの世界的な増加、さらにはYouTube利用者の増加を考慮すると、YouTubeの動画コンテンツを日本語だけではなく、外国語でも発信すれば視聴者数は大いに伸びると期待できます。全世界の4人に1人は英語を話しますから、英語の字幕を付けることでたくさんの人に動画を見てもらえるでしょう。

また、YouTubeの動画に字幕を付けることで聴力に限りがある人にも動画を見てもらえるようになりますし、翻訳字幕を付けることでSEO効果が狙えます。チャンネル登録者数や視聴回数を増やしたいと考えているのであれば、YouTubeの動画コンテンツに翻訳字幕を付けることはとても有用です。

YouTubeに翻訳字幕を付ける方法

2020年9月28日をもって、YouTubeに備わっていた「視聴者への翻訳依頼」機能が終了しました。この機能は語学に堪能な視聴者の善意で行われていたものですが、不正行為やスパムの横行で廃止されます。

そのため、現在YouTubeの動画に翻訳字幕を付けるときには、「自動字幕起こし機能」を使う人が多いのではないでしょうか。これは、YouTubeに動画をアップロードすると自動的に字幕表示できる便利な機能です。動画の音声をもとに、英語やスペイン語など、10か国語に自動翻訳できます。

別の方法として、動画作成者が自ら翻訳した字幕を入れる方法もあります。作成者が翻訳字幕を付ければ文字の色を変えたり、フォントを変えてテロップを強調したりできるので、動画のクオリティをアップさせ、コンテンツをより魅力的なものにできます。

YouTubeの翻訳字幕はプロにお任せ

YouTubeの翻訳字幕を付ける方法は、自動翻訳に頼るか、動画作成者が入れるかの2択です。「自動字幕起こし機能」は翻訳する手間もかからず、効率的な方法に思えるかもしれません。しかしながら、自動翻訳にはメリットよりもデメリットのほうが大きいことを考える必要があるでしょう。自動翻訳機能を使った翻訳は精度がまだ低く、動画コンテンツのクオリティを下げる可能性があります。

残念ながら、正しく情報が伝わらなければ動画の価値はゼロに等しく、海外の視聴者獲得どころか、低評価を付けられてしまう場合も。翻訳のせいで素晴らしいコンテンツを台無しにしてしまわないためにも、「自動字幕起こし機能」の使用は避けたほうが良いかもしれません。 そうすると選択肢としては、翻訳字幕を自分で作成する方法が残ります。とはいえ、YouTubeの動画に、自分で翻訳字幕を付けるほど語学力に自信がない人もいるのではないでしょうか。そのような場合には、プロの翻訳者に依頼できます。プロの翻訳者に依頼すれば自動翻訳よりも高い精度の翻訳に仕上がるため、正しい情報をわかりやすく海外の人々に伝えることができますから、再生回数とチャンネル登録者数の増加を期待できます。

 

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