似ているようで全く違う!翻訳と通訳の違いを解説します!

言語に関心があるみなさん、翻訳と通訳の違いを知っていますか?翻訳家と通訳者それぞれの特徴に触れながら、翻訳と通訳の違いを簡単に解説していきます。

翻訳家は通訳もできるの?

翻訳も通訳も、ある言語から別の言語に変換するという点は同じです。違いは、翻訳は「書き」言葉を、通訳は「話し」言葉を訳すということ。翻訳と通訳は似ているようで、実は全く違う作業です。そのため、翻訳家に通訳を依頼したり通訳者に翻訳を依頼したりすることは、基本的にNG。ただ、中には両方ともやっている翻訳家・通訳者もいます。特に駆け出しの通訳者にそういった人が多く見られますが、通訳もできる!という翻訳家はごく少数です。

翻訳家と通訳者の特徴

翻訳家

ある程度の専門分野を絞って翻訳を担当するため、深い専門知識を持っています。前職で得た専門知識を活かして翻訳の仕事をする人も多数。通訳よりも訳出にかけられる時間が格段に多いため、細部までこだわって丁寧に仕事をします。

通訳者

もちろんそれぞれの人に得意分野がありますが、「今日はIT、明日は政治」など幅広い分野の通訳を担当するため、あらゆる分野の知識を持っています。訳出にかけられる時間が非常に短いため、要点を絞ってメッセージを伝えることに長けています。

英訳すると同じ単語になることも

翻訳と通訳は、英語でも別の言葉になります。

翻訳はtranslation、通訳はinterpretation。翻訳家はtranslator、通訳者はinterpreterです。ただ、両方ともtranslationとする場合もあります。その場合は、翻訳はdocument translation、通訳はoral translationと区別するとわかりやすいですね。

依頼の際はご注意を!

似ているようで全く違う、翻訳と通訳。翻訳家・通訳者との関係を良好に保つためにも、両者を混同しないようご依頼の際はご注意くださいね!

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