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日本人翻訳家へ翻訳依頼!メリットとデメリット

日本国内で翻訳依頼をする際、ほとんどの言語において第1チョイスとなる日本人翻訳家。彼らに翻訳を依頼する際のメリットとデメリットをご紹介していきます。もちろん個人差がありますので一概には言えませんが、あくまで日本人翻訳家の傾向として参考にしていただけたら幸いです。

日本人翻訳家のメリット

・意思疎通がしやすい
翻訳家には言語力と専門性さえあればいいと思われがちですが、コミュニケーションの良し悪しも翻訳成果物の出来に大きく関係します。特に医療翻訳など高度な専門性が問われる分野の場合、翻訳途中に内容に関する質問が発生することが多く、その際の意思疎通のしやすさは言語的にも文化背景的にも日本人翻訳家が1番です。

・日本語の読解力がある
その国特有の暗黙知はどの国にもありますが、日本語はその暗黙知が反映されやすい言語です。日本語は暗黙知や文脈に頼ってはっきりと言い切らない言語のため、日本人以外には理解しがたい文章が多く存在します。そのため文法や単語が完璧な外国人でも日本語読解に失敗して誤訳をする可能性があるので、日本的な文書は日本人翻訳家に任せると安心です。

日本人翻訳家のデメリット

・翻訳先言語が不自然になりがち
日本人翻訳家が日本語から他言語へ翻訳する場合、原文理解が完璧でも翻訳先言語の表現が不自然になりがちです。意味を正確に伝えようとするあまり、冗長で固い文章になりやすいのです。主語の選び方や文の構造がネイティブとは異なり、翻訳成果物が日本人特有の雰囲気を持ってしまいます。暗黙知を含む高度な日本語読解力が必要かつ対外発表をする重要文書は、日本人翻訳家による翻訳→ネイティブによるブラッシュアップ(→日本人による対比チェック)と段階を踏むのがおすすめです。

日本人翻訳家を上手く使おう!

日本で翻訳依頼をする際に、高確率で発注先となる日本人翻訳家。彼らに依頼する際のメリットとデメリットを知ったうえで、より良い翻訳物が出来上がるよう上手に付き合っていきたいですね。

※最初にお伝えしたように、あくまで一般的な傾向としてお伝えしています。
※日本人翻訳家でネイティブ並みの表現力を兼ねた翻訳家はたくさんいます。

Webで翻訳には日本人でとネイティブのペアで翻訳をしている人やネイティブと変わらない表現力、文章校正をする翻訳家もたくさんいます。

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