食べ物の恨みは恐ろしいってなんていうの?食事にまつわる英語表現

食への執着やこだわりが強いといわれている日本。おいしいものに貪欲なのは、けっして悪いことではありません。その証拠に、日本が誇る「和食」は、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。わたしたちにとって、食べることは生きることを意味するのではないでしょうか。今回は、食べ物や食事の際に使える表現をご紹介します。

食べ物に対する恨みって?

日本には、食べ物の恨みは恐ろしいということわざがあります。これは、自分の食べ物を誰かに奪われてしまったことへの恨みで、かなり尾を引く強い感情だといえるでしょう。食後の楽しみにと大切に取っておいたデザートを、ひと言の断りもなく誰かに食べられてしまったときの絶望感とやるせない怒りを経験したことがある人も多いのではないでしょうか。

もちろん海外にも、日本人と同じように食べ物に対する恨みは存在します。ただし、日本のように非常に一般的な感情かと問われると、それほど一般的ではないというのが正直なところ。英語では「A grudge over food won’t be forgiven easily」といい、「Grudge」は名詞で恨みやわだかまりという意味になります。食へのこだわりが強い日本人が、「Drop the grudge(恨みを水に流す)」のはなかなか難しいことかもしれません。

覚えておくと便利な食事にまつわる表現

・I’m not that hungry yet.

なにか食べようかと誘われたとき、それほどお腹が減っていないのであれば、「I’m not that hungry yet.(まだそんなにお腹が空いていない)」といえるでしょう。冷蔵庫に昨日の「Leftovers(残りもの)」があって、それを食べてしまわなければいけないときにも使える表現です。

・Save some for me.

忙しくて手が離せないとき、もしくはまだお腹が空いていないときに誰かがピザを頼んだら、「Save some for me!(ちょっと残しておいて!)」といえます。間違っても、「Leave it to me!(わたしに任せてちょうだい!)」といってしまわないようにしましょう。

・I have a craving for something, but I don’t know what it is crave for.

なにかを無性に食べたい気分なのに、それがなんなのかわからない。そんなモヤモヤした気持ちを言い表したいときに使える表現です。一般的に、なにかを無性に食べたいときには、栄養素が足りないときだといわれています。例えば、「I have a craving for chocolate!(チョコレートが無性に食べたい!)」という人はマグネシウムが不足しているのかもしれませんし、「I have a craving for French fries!(ポテトが無性に食べたい!)」というのであれば、カリウムが不足しているのかもしれません。

・You gotta try this.

すごくおいしいものを食べたら、家族や友だちにも分けてあげたくなるのでは?そんなときには、「You gotta try this.(ちょっと食べてみてよ)」といってみましょう。反対に、誰かが食べているものがとてもおいしそうに見えて、ぜひひと口食べてみたいと思ったら「Can I have a bite?(ひと口ちょうだい?)」とお願いすることも。でも、あまりにちょうだいを連発すると、「You are irritating.(うざいやつ)」といわれてしまう可能性もあるので注意しましょう。

・I will have the same.

食べたいものが人と被ってしまったら、どうしますか?恐らく、「I will have the same.(同じものをください)」といえるタイプと、違うものを注文してしまうタイプに分かれるのではないでしょうか。同じものを注文できるタイプは、自分の注文した食べ物はすべて自分で食べたい人なのでは?一方、わざわざ違うものを注文してしまうタイプは、シェアして食べたい人だといえるかもしれません。

・Let’s get our money’s worth.

食べ放題や飲み放題に行ったら、「Let’s get our money’s worth.(元を取ってやろう)」という気持ちで臨みたいもの。体調万全、胃腸の調子万全でぜひとも出かけたいものです。ですが、後で後悔することも多々あるので、「Don’t force yourself.(無理は禁物)」ですよ。

That hit the spot.

喉が渇いているときの、ひと口目のビールはすばらしくおいしく感じるものです。そんなときには、「That hit the spot.(やっぱりこれに限るね)」といえるかもしれません。もちろん、人によっては、お風呂上りのフルーツ牛乳やコーヒー牛乳が「これに限る」場合も。どんなものにせよ、自分のツボにぴったりのものを食べたり飲んだりしたときに使える表現だといえるでしょう。

健康な生活は「食」から始まります。国内にいても、海外に旅行に行っても「食べる」という行為は行います。そんな食事の際にちょっとでも外国語を使って話したりすれば、楽しい食事の時間となりますので、是非今回の文章を覚えてください。Webで翻訳のブログでは、役に立つような言葉をブログに書いたりしていますので、過去の記事も読んでみてくださいね。外国語を翻訳する際は、是非Webで翻訳をご利用ください。

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