フリーランスの翻訳家を目指す人におすすめの翻訳に関する洋書5選

在宅でできる仕事の中でも、翻訳の仕事は人気があります。翻訳会社に登録しても良いですし、クラウドソーシングサービスを利用して案件を見つけ、フリーランスとして活躍することもできるでしょう。今回は、フリーランスの翻訳家を目指す人ならぜひ読んでおきたい、洋書のハウツー本をご紹介します。

海外の翻訳家の状況を知っておこう

基本的に、翻訳家を目指している人は、読書好きが多いもの。恐らくそのような人々は、勉強の一環として、さまざまな媒体の情報を外国語で入手していることでしょう。海外の新聞やお気に入りの海外サイトに目を通し、洋書を読み漁ったり、文法書を熟読したりしているはず。中には、分厚い辞典を愛読書にしているという、語学オタクの人もいらっしゃるかもしれません。

ところが、翻訳家になるためのハウツー本に関しては、なぜか日本語で出版された本を読んでいるという人が少なくありません。日本で翻訳家を目指すのであれば、当然のことかもしれません。しかし、海外の翻訳家たちの状況にも目を向けておくなら、国内だけに止まらず、国外でも活躍するチャンスが得られる可能性も。下記に、海外でフリーランスの翻訳家として働くのに、役立つ本をまとめてみました。

海外で翻訳家を目指す人が読んでいる本5選

『Translation as a Profession』

プロの翻訳家として十数年以上もの経験を持つRoger Chriss氏が、2006年に出版した本作。ちょっと昔の本ですが、フリーランスの翻訳家に役立つアドバイスがたくさん載せられています。翻訳家としてのキャリアの始め方をはじめ、フリーランスとして生きていくために必要なマーケティングの仕方、自宅をオフィスにする方法やフリーランスのお金の管理の仕方などが詳しく説明されています。すでに翻訳家になっている人はもちろん、これから翻訳業界で活躍したいと思っている人なら、必読の一冊です。

『The Translator’s Handbook』

「1996年に出版された本が、今の時代に役に立つの?」と思う人もいらっしゃるでしょう。翻訳家であり辞書編纂者でもあり、アメリカ・メリーランド州ロックビルにある翻訳会社「Schreiber Translations Inc」の創設者でもあるMorry Sofer氏が執筆したこちらの本は、出版から24年の間に増刷され続け、現在では第8刷が最新バージョンとなって販売されています。翻訳業界に携わる人にとっては、まさにバイブル的な本書。翻訳の歴史から翻訳論に至るまで、読んでいて思わず声をあげずにはいられないほど、翻訳にまつわる話が満載です。

『Is That a Fish in Your Ear?』

プロの翻訳家であるDavid Bellos氏のエッセイであるこちらの作品の中では、翻訳の難しさがユーモアを交えて切々と綴られています。英語圏での翻訳家の実情が紹介されていたり、辞書の意義が問われていたりと、翻訳に関する興味深いトピックばかりであっという間に完読してしまうこと間違いなしですよ。

『The Entrepreneurial Linguist』

フリーランスで翻訳を始めたものの、これからどうやってビジネスを展開していこうかと迷っている人におすすめしたい一冊です。長年、翻訳家として活躍している双子のJudyさんとDagmarさんによる本書は、マーケティング方法やクライアントとの関係を構築する方法など、フリーランスの翻訳家としての生き方を教えてくれるでしょう。初心者の翻訳家はもちろん、通訳者を目指す人が読む本としても最適です。

『How to Succeed as a Freelance Translator』

『フリーランスの翻訳家として成功する方法』と題した本書は、フリーランスの翻訳家を目指す人が、最初に手に取るのにベストな本です。簡潔で読みやすく、翻訳家が必要としている情報がたくさん載せられています。この本を読めば、翻訳家の仕事や生活をイメージしやすくなるでしょう。口コミでの評価も良く、読んで損はしない本だといえるでしょう。

afterコロナ、withコロナの世界では働き方が今とは変わってくると思います。また、多くの企業が副業を認める様になりました。これからは、企業からの収入だけでなく、家の中で働けるような知識、能力が必要になってくると思われます。今回は当社がWebで翻訳という翻訳サイトを運営しておりますので、翻訳に関する洋書を紹介致しましたが、他にも自宅で出来る仕事はありますので、ご自身に合ったものを探してみて下さい。

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