煉獄杏寿郎の名言を英語で学ぼうPart2【あの名セリフを英語にすると?】

 

英語を学びたいと思うきっかけは人によって異なりますが、なんでも楽しく学ぶのが学習を長続きさせるコツです。アニメやマンガをきっかけに日本語を学ぶ外国人が多いように、好きなアニメやマンガを通して外国語を学習すれば、飽きずに学ぶことができるかもしれません。そこで今回は、劇場版「鬼滅の刃」の登場人物の煉獄杏寿郎の英語版の名セリフをご紹介します。

 

煉獄杏寿郎の名セリフを英語にすると?

・Tasty!

「うまい!」とは、無限列車に乗り込み、お弁当を食べている最中の煉獄さんが発したセリフです。英語には「おいしい!うまい!」を表す言葉がたくさんあります。よく知られているdeliciousに始まり、goodやtastes good、greatやlovelyなどが一例として挙げられるでしょう。中でもTastyはネイティブの間でよく使用されており、deliciousよりも堅苦しい表現ではないので覚えておくと便利です。ほかにも、おいしいという表現としてよりカジュアルなyummyやyum、scrummyや delish などの表現もあります。yummyやyumは子どもか女性が使う言葉で、成人男性が使用することはほとんどありません。

 

・Growing old and dying is what gives meaning and beauty to the fleeting span of a human life. It’s precisely because we age and die that our lives have value and nobility. Strength is not a word that means much in regard to the flesh.

「老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ死ぬからこそ、堪らなく愛おしく尊いのだ。強さというものは、肉体に対してのみ使う言葉ではない」とは、鬼にならないかとの誘いを断ったときに発せられたセリフです。feetingには束の間の、儚いといった意味があります。ところが、名詞のfleetには艦隊や全車両という意味が、そして形容詞には速い、動詞には急に過ぎるという意味があります。また、in regard to~で、~に関してはという意味になります。

 

・I will fulfill my duty! I won’t allow anyone here to perish!

「俺は俺の責務を全うする!ここにいる者は誰も死なせない!」とは、鬼との対戦中に煉獄さんが放った言葉です。dutyには義務や業務といった意味があり、責任を持って必ずやり遂げなければならないことに対して用いられます。dutyに似た単語にtaskがありますが、こちらは単調でややつまらない仕事に対して使用される単語です。また、Perishには死ぬ、滅びる、枯れる、腐敗するといった意味がありますが、主に災害や事故、戦争やテロなどが原因となって人々が非業の死を遂げるときに使用されます。

 

・Stand tall and be proud.

「胸を張って生きろ」とは、煉獄さんが炭治郎に語った言葉です。Stand tallとは、堂々と振る舞う、負けない、断固とした態度を取ることを意味します。違うバージョンに、「Live with your chest high」という訳がありますが、「Stand tall and be proud」のほうが誇り高く堂々と生きるようにと、より深みのある言葉になっていますね。

 

・grit your teeth and move forward. If you just curl up in a ball and hide, time will pass you by. It won’t stop for you while you wallow in your grief.

「歯を食いしばって前を向け。君が足を止めてうずくまっても、時の流れは止まってくれない。共に寄り添って悲しんではくれない」。動詞のgritには、~をきしらせるという意味があり、grit your teethで歯をぐっと食いしばるという意味になります。curl up in a ball は、(ボールのように)身を縮めるという意味のフレーズですから、curl up in a ball and hideで足を止めて(まるで隠れるかのように)うずくまるという訳になっているようです。動詞のWallowには、(快楽に)ふける、転げまわる、もがくといった意味があり、wallow in  grief(もしくはwallow in sorrow)で悲しみに浸る、悲しくに暮れるという意味になります。ちなみに、griefとsorrowはどちらも深い悲しみを表す単語ですが、 griefは人の死に対する深い悲しみを表すときに使用されます。

 

・set your heart ablaze.

名セリフである「心を燃やせ」。別バージョンには、「Flame up your heart」という訳もあります。形容詞であるablazeには興奮して、輝いて、燃え立ってという意味が。ロングマン辞書によると、set your heart on somethingにはなにかを熱烈に望むことと説明されており、set your heart ablazeというフレーズには、強い意思をもって心を燃やす、奮い立たせるという意味が込められているようです。

 

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