海外ドラマや洋画で英語を学ぶときのポイント&ドラマ・映画それぞれのメリット

海外ドラマや洋画で楽しく英語を勉強したいという人は多いですよね。でも、ドラマや映画を単に聞き流しているだけでは英語力の伸び率が限られてしまいます。今回は、海外ドラマや洋画を観るときに意識すべきポイントと、ドラマと映画それぞれのメリットをご紹介していきます。

とにかく「イントネーション」が重要

英語学習の一環として海外ドラマや洋画を観る際のいちばんのポイントは、イントネーションに注意を向けることです。英語は通常、動詞が強調されることが多いのですが、伝えたい内容によって強調する場所が変わり、文章全体のイントネーションが変わります。例えば、Yes, you are.という一文。非常に簡単な一文ですが、伝えたいニュアンスによってイントネーションが変わります。Yesを強調する場合、とにかく肯定していることを示します。youを強調する場合、「他の誰でもなくあなたが」という意味になります。 areを強調する場合は、相手がそう「である」という現状を強く示します。

このように、ごく簡単なYes, you are.という一文にもイントネーションのバリエーションがあり、イントネーションによって意味することが微妙に変わります。海外ドラマや映画でイントネーションのバリエーションを自然に吸収していくことで、ネイティブと会話するときに、相手の気持ちをより深く知ったり相手と同じ温度感で話せるようになったりします。また、イントネーションのバリエーションをつかむと、英語を音読したり英文を考えたりするといった普段の英語学習もより楽しくなるはずです。

海外ドラマと洋画を観る際の重要ポイントが分かったところで、ドラマと映画それぞれのメリットを見ていきましょう。

英語教材としての海外ドラマのメリットは?

ドラマのメリットは、とにかく分量が多いことです。海外ドラマは、シリーズ化されているものも多いですよね。おもしろいと感じたドラマを教材としてずっと使えば、毎回教材を選ぶ手間が省けます。また、分量が多いことは、単語やイントネーションのバリエーションを強化することにもつながります。分量が多いと新しい単語に出会う回数が多くなり、シリーズを通してその単語を何回も聞くことにもなるので、単語が記憶に定着しやすくなるのです。

英語教材としての海外映画。メリットは?

映画には短い時間の中に多くの情報がギュッと詰まっているため、美しい言い回しや心に刺さる表現を学べることが大きなメリットです。これは!と思う素敵な英語表現を見つけたら、すかさずメモしておきましょう。また、映画はドラマと違って何度も繰り返し楽しめるので、日本語字幕で観る→英語字幕で観る→字幕なしで観るというように、繰り返し学習がしやすく、狭く深く学ぶのに最適です。

好きな作品・話題の作品から始めてみよう!

ドラマや映画を英語学習の一環として観ると、ネイティブの人たちも普段は簡単な単語で会話しているということに気が付きます。「英語初心者だから英語のドラマや映画なんて難しすぎる…」とは考えず、まずは自分の好きな俳優が出ている作品や話題になっている作品を手に取ってみてください。「好きこそものの上手なれ」です!

好きな物から始めるのが上達の第一歩です。苦痛を感じながら行うのと、楽しんで行うのでは成果に大きな差が出ます。amazonプライムビデオネットフリックスHulu など定額で見れるものがたくさんありますので、それらを活用するのも良いかもしれないですね。

↓この記事が「いいね!」と感じましたら下のバナーをクリックお願いします!↓

にほんブログ村 英語ブログ 英語 通訳・翻訳へ
日本ブログ村