もうすぐ春!ひと足早く春を感じる英語表現を覚えよう

寒い冬がようやく終わりを迎え、もうすぐ暖かい春がやってきます。春の到来を心待ちにしている方も多いのではないでしょうか。新しい季節は、新しいことにチャレンジするのにぴったりです。そこで今回は、春を感じることのできる英語表現をご紹介します。

Let grass grow under your feet

直訳すると「足元に草を生やす」。緑の草が元気に生えている様子は春らしいといえるかもしれませんが、実はこの表現には「グズグズして機会を逃す」といったネガティブな意味があります。一般的に、否定命令文である「Don’t~」や「Can’t~」が付けたされて、サッサと行動に移そう、チャンスをふいにするなというときに使用することができます。

He’s no spring chicken

直訳すると「彼は若鶏ではない」になり、「(人が)もう若くはない」ことを表すのに用いられる表現です。日本語にも未熟者を指して「ひよっこ」といいますが、この表現は「もうひよっこ(未熟者)ではない」というときにふさわしいといえるでしょう。このように肯定的な良い意味で使われることもあれば、否定的な意味で使われることも。どちらの意味で用いられているのかを理解しようと思うなら、文脈に注意する必要があるでしょう。

Fresh as a daisy

デイジーといえば、雛菊のことですね。早春の花で開花時期も長く、比較的寒いうちから花を咲かせています。ところで、この英語表現を直訳すると「デイジーのように新鮮だ」になりますが、実際の意味としては「元気いっぱいな」様子であることを指します。デイジーの花には夜閉じて朝開くという特徴があり、朝になって元気に花開く様子はまさに元気はつらつといったところ。もしも、「 fresh as a daisy」といわれたら、雛菊みたいに華憐に見えるのではなく、雛菊みたいに元気いっぱいで生き生きしているといわれたことになります。

Garden variety

なにか園芸用語のように思えますが、形容詞として使用するときには「ありふれた」という意味になります。実際、園芸用語からきており、普通園芸種を指すときに使われていた用語です。主にアメリカで使われる表現で、イギリスでは「common or garden」といいます。

Social butterfly

ひらひらと空中を楽しそうに舞っている蝶々を見かけるようになると、「春らしくなったな」と思う人もいらっしゃるのでは?直訳すると「社会的な蝶」になりますが、意味としては「社交家、人付き合いのいい人」を指すスラングです。良い意味で使われることもあれば、いわゆる「八方美人」のような悪い意味で使われることも。どちらかといえばネガティブな意味で使われることが多いため、正しく意味を理解しようと思うなら注意する必要があります。

Have a green thumb

「緑の親指を持っている」とは、園芸の才能がある人のことを上記のように表現します。親指が緑色になるほど土いじりをしている人、つまり植物を育てる才能がある人のことを指して用いられている表現です。興味深いことにアメリカでは「親指」と限定的ですが、イギリスでは園芸の才能がある人のことを指すのに「green fingers」が用いられています。ちなみに、「Sticky fingers」は悪い意味では手癖が悪いこと、良い意味ではボールを受け取るのが上手なことになります。

Chasing rainbows

直訳すると「虹を追いかける」です。虹を追いかけるなんて、なんだかロマンチックな雰囲気さえ漂う表現ですが、実際には「現実的ではない夢を追うこと、不可能なことを追求すること」を意味しています。一般的に虹は季節に関係なくいつでも現れるものですが、特に春の虹は夏の虹よりもぼんやりとして見え、はかなく消えてしまいます。とはいえ、春は希望に満ちた季節でもあります。もしも、いつまでも非現実的な夢を追い求めている人が回りにいるのであれば、「Don’t chase rainbows!」と目を覚まさせてあげましょう。

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