海外旅行のメリットは?旅行で身に付く4つのこと

海外旅行に行く目的は人それぞれ違いますが、なにごとも経験は人を成長へと導くものです。すばらしい風景や景観を自分の目で確かめに行くことには、感動と共に大きな収穫をもたらすでしょう。今回は、海外旅行で身に付く5つのことについてご紹介します。

海外旅行が「成長の場」になる

海外旅行に魅力を感じる人は少なくありません。海外旅行のことを考えるだけで、居ても立っても居られなくなる人のことを英語で「 Hodophile」と呼びます。 Hodophileは旅を愛する人のことで、 古代ギリシャ語のhodos(旅)、 philia(愛、愛情)に由来する言葉です。

海外旅行の魅力は、おいしいものを食べたり飲んだり、めずらしいものを見たり聞いたり、ストレスを発散したりするに止まりません。海外旅行の魅力は異文化交流はもちろん、外国語を話す良い機会になったり、新しいことを学んだりと、成長に繋がるチャンスを得やすいことにあるかもしれません。あらゆる面で人を成長させる海外旅行ですが、当然のことながら内面の成長にも大いに役立ちます。

海外旅行で培える4つの「To be」

海外旅行はわたしたちの内面にどのような影響を与えるのでしょうか?

To be patient.(辛抱強くなる)

我慢強さ、忍耐強さ、辛抱強さを培うのは、時代遅れだと思われるかもしれません。便利すぎることが当たり前になったいま、我慢強さや辛抱強さを培うことに意味を見出せないという人も。ところが、我慢強さや辛抱強さを示すには感情のコントロールが欠かせず、それらの特質を表すことには寛大さや思いやりが関係しているため、辛抱強さは明らかに美徳(英語では virtue)のひとつに数えられます。

海外旅行は、辛抱強さを身に着けるのにまたとない機会です。日本の常識が通用しない海外では、想定外のことが起きることなどよくあること。日本との違いにイライラさせられることもあるかもしれませんが、そんなときこそ辛抱強さに磨きをかけるチャンスだといえるでしょう。

To be kind to others.(ほかの人に優しくなれる)

旅先で親切にしてもらった経験がある人は多いのではないでしょうか。海外旅行で親切にしてもらったことは、素敵な思い出として一生記憶に残るはず。海外旅行をして色んな人に出会い、さまざまな文化に触れることで、自分も人に優しくしようと思えるでしょう。仮に、海外旅行で嫌な思いをしたとしても、「自分は同じことはしない!」と反面教師にできるかもしれませんね。

To be spontaneous.(自発的になれる)

自発力があることは、努力ができる人であるということです。努力なんてしなくてもいいという考え方もあるかもしれませんが、努力は自尊心や自己肯定にも関わるため、ないがしろにはできません。

海外旅行を最大限に楽しむには、自発性が求められます。受け身の姿勢でいるのと、積極的に動くのとでは、経験できる物事の量も変わってくるでしょう。「旅は人生、人生とは旅」などといわれていますが、旅行も人生も自発力が発揮されるか否かで楽しさや有意義さもだいぶ変わってくるはず。

自分には自発力なんて欠片もないと感じている人でも、海外旅行中に自分でなんとかしないといけない状況に陥ると、とんでもないほどの自発力を発揮できることも。海外旅行は、自分の中にある隠れた自発力を見つける良い機会にもなるでしょう。

To be humble.(謙遜になる)

謙遜は美徳ですが、どうすれば身に付くのかわからないという人も少なくないはず。そんなときには、海外旅行がおすすめです。謙遜さを身に着けるには、多様性の中に身を置くことが役立ちます。多様性の中に身を置けば、自分の価値観が絶対的なものではないことに気づかされ、謙遜さが身に付きやすくなります。また、海外に限らずの話ですが、旅先で雄大な景色を目の当たりにすると自分の小ささを認識させられます。

  

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