Body positive(ボディポジティブ)にまつわる英語の名言Part2

多様性(diversity)を認める社会を目指して世界中が努力していますが、ボディポジティブの活動もその一環だといえるのではないでしょうか。今回は、セレブたちが語ったボディポジティブにまつわる英語の名言をご紹介します。

Body positive(ボディポジティブ)とボディニュートラルの違い

ボディポジティブと似て非なる考えに、ボディニュートラルがあります。自分の体型にとことん前向きなボディポジティブとは違い、ボディニュートラルとは自分の体型に不満があったとしてもそれを受け入れようというムーブメントのことです。

Body positive(ボディポジティブ)の英語の名言

Your words have so much power. Every day, if you tell yourself, ‘I love you,’ if you give yourself one word of validation, it will change your mind.

あなたの言葉にはとても大きな力があります。毎日、『愛してる』と自分に言い聞かせれば、一言でも自分を認めてあげれば、気持ちが変わってきます。

プラスサイズモデルのアシュリー・グラハム(Ashley Graham)の言葉は、ボディポジティブの考え方を身に着けたい人や自己肯定感を高めたい人に役立つでしょう。名詞のvalidationには、(理解しがたい気持ちや感情を)受け入れること、くみ取ること、証明、検証といった意味があります。

Don’t waste so much time thinking about how much you weigh. There is no more mind-numbing, boring, idiotic, self-destructive diversion from the fun of living.

体重のことを考えるのに、そんなに時間を浪費しないで。このこと以上に生きる楽しみを奪うような、つまらない、バカバカしい、自滅的な時間のつぶし方はないわ。

大女優のメリル・ストリープ(Meryl Streep)の言葉には、体重の増減なんてちっぽけなことにくよくよしないで!というメッセージが込められています。名詞のdiversionは、気晴らし、娯楽、わきへそらすこと、転換、流用といった意味です。

You have to stand up and say, ‘There’s nothing wrong with me or my shape or who I am, you’re the one with the problem!

「わたしの体型やわたし自身には何の問題もないわ。問題なのはあなたよ!」と主張すべきよ。

美しいジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)にだって、お尻を笑いのネタにされ、体型を馬鹿にされた経験があります。そんな彼女の言葉だからこそ、励みになるのではないでしょうか。

How I feel about myself is more important than how I look. Feeling confident, being comfortable in your skin — that’s what really makes you beautiful.

どう見えるかよりも自分がどう感じるかが重要です。自信を持つこと、自分の肌に馴染んでいること、それこそが本当の美しさなのです。

世界的なメイクアップアーティストで、有名化粧品ブランド「ボビイ ブラウン(Bobbi Brown)」を創業した人の言葉です。現在、新しいブランド「ジョーンズ・ロード」を立ち上げたばかりの彼女は、多目的コスメを発表して注目を集めていますね。

I realize everybody wants what they don’t have. But at the end of the day, what you have inside is much more beautiful than what’s on the outside.

誰もが自分にないものを欲しがるものだと気づいたわ。でも結局、外見よりも内面のほうがずっと美しいものよ。

上記は、女優で歌手のセレーナ・ゴメス(Selena Gomez)の言葉です。誰もが魅了される美貌を持つ彼女ですが、内面の美しさの大切さを強調しています。

I’ve made peace with the fact that the things that I thought were weaknesses or flaws were just me. I like them.

弱点や欠点だと思っていたものが自分らしさだったということに納得がいったの。わたしはそれらが嫌いじゃないわ。

大女優のサンドラ・ブロック(Sandra Bullock)のこの言葉はボディポジティブというよりも、テイラー・スウィフトやビリー・アイリッシュたちに支持されている、ボディニュートラルの考え方を表しています。名詞のflawには、ひび、きず、欠点、弱点、不備な点、欠陥といった意味があります。

Say goodbye to your inner critic, and take this pledge to be kinder to yourself and others.

内なる批評家に別れを告げ、自分にも他人にも優しくなること誓いましょう。

上記は、アメリカの超有名テレビ番組の司会者で女優でもあるオプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)の言葉です。慈善家としても知られる彼女は、「他人にも優しい」人であることを行動でも示しているのではないでしょうか。

  

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