ゴールデンカムイの名言・名セリフを英語で【迷言も飛び出す?】Part2

I’m immortal Sugimoto! (俺は不死身の杉元だ!)

日露戦争での鬼神のような活躍と驚異的な回復力から、不死身の杉元と呼ばれた杉元佐一。上記は大日本帝国陸軍第一師団の元一等卒だった杉元が、ピンチに遭遇するたび、自分を鼓舞するために大声で叫ぶセリフです。これとは別に、I’M SUGIMOTO THE IMMORTAL!という英語バージョンも存在します。

It doesn’t matter how old you are. Boys just love to play with swords, right? (いくつになっても男子は刀を振り回すのが好きだろう?)

ウィンチェスターM1892と愛刀・和泉守兼定を携えて、北海道独立のために立ち上がる土方歳三のかっこいいセリフです。死に場所を探しているといわれる土方ですが、セリフの中に最後まで戦う決意が見て取れます。

Children…can’t choose their parents. (子どもは親を選べません)

実の父親である花沢中将を自殺に見せかけて殺害した尾形百之助のセリフです。父親からも母親からも愛情をかけてもらえなかった彼の心情がよく現れたセリフなのではないでしょうか。

Lower your weapon.That’s an order. I have every intention of watching both you and first lieutenant Tsurumi to the very end. (銃を降ろせ。これは上官命令だ。私は鶴見中尉殿と月島軍曹を最後まで見届ける覚悟でいる)

大日本帝国陸軍北海道第七師団歩兵第27聯隊の鯉登少尉が、谷垣を攻撃している月島軍曹に向けて放ったセリフです。薩摩出身のエリート軍人で「ボンボン(お坊ちゃま)」である鯉登少尉の成長っぷりが、よく理解できるセリフとなっています。

大日本帝国陸軍は細かく階級分けされており、階級が高い順から、「大将・中将・少将・大佐・中佐・少佐・大尉・中尉・少尉・准尉・曹長・軍曹・伍長・兵長・上等兵・一等兵・二等兵」です。鯉登音之進は少尉ですが、少尉を英語ではsecond lieutenantといいます。

鯉登少尉の部下である月島基(ツキシマ ハジメ)の階級は軍曹で、英語ではsergeantです。また、鯉登少尉と月島軍曹の上官である鶴見篤四郎は中尉で、英語では first lieutenantになり、鶴見中尉は英語で first lieutenant Tsurumiと呼ばれています。

Don’t try to tell me that you“Can‘t do it.” Just fucking do it. (『出来ねえ』じゃねえよ。やるんだよ)

アシㇼパと監獄にいる「のっぺらぼう」を引き合わせるために、杉元が門倉看守部長に言ったセリフです。 Just fucking do itで、やれったらやれよ!というかなり圧の強い乱暴な表現になります。

There’s one way not to die I learned in the war. Don’t be killed. (俺が戦争で学んだ死なない方法は一つさ。殺されないことだ)

人食いクマのように人を殺したくはないというアシㇼパに向かって杉元がいったセリフです。殺したくて殺したわけではなく、そうしなければ誰もが生き延びられなかったことが伝わってきますね。

…It’s simply not right that people like you exist. (…お前達のような奴らがいて良いはずがないんだ)

愛情不足のせいで歪んだまま成長した尾形が、アシㇼパに向かっていうセリフです。尾形が、人を殺したくないというアシㇼパに、自分の腹違いの弟の姿を重ねて見ていることがわかります。

I’m the Escape King! Even if I’m caught, I’ll just vanish like a puff of smoke. (俺は脱獄王だ! 誰に捕まろうと煙のように逃げてやるさ)

どんな監獄でも脱獄してしまう白石は、一度も会ったことない女性に恋心を抱き、彼女にひと目会うために脱獄を繰り返した結果、脱獄王と呼ばれるようになりました。Vanishとは消えるという意味ですが、vanish like a puff of smokeで煙のように消え去る、煙のように跡形もなく逃げるという意味になります。

If all you think about is survival, then you might as well already be dead. (生き残りたくば死人になれ)

新選組の中でも「鬼の副長」の異名で知られた旧幕府の侍、土方歳三。史実では函館戦争で戦死したとされる土方歳三ですが、ゴールデンカムイの中では生き残って、網走監獄に収監されたことになっています。上記は、死への恐れや迷いを断つことが勝利に繋がると、仲間を鼓舞するときに土方歳三が述べたセリフです。

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