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旅行が趣味なら知っておきたいネイティブな英語表現をご紹介

趣味を尋ねられて、「旅行」と答える人は多いのではないでしょうか。知らない者同士でも、旅行の話題で盛り上がって意気投合することも少なくありません。旅行の話題は良い会話のネタになりますが、今回は旅行好きな人ならぜひとも知っておきたい英語表現をご紹介します。

travel bug

本の虫(bookworm)ならぬ、旅の虫(travel bug)。Travel bugとはどのような意味なのでしょうか?英語のスラングを調べるのに便利なオンライン辞書「Urban Dictionary(アーバン ディクショナリー)」によると、A strong desire to travel to places all around the world(世界各地を旅してみたいという強い気持ち)と説明されていました。

本の虫の場合は、He’s a bookworm(彼は本の虫だよ)というように使うのに対し、旅の虫の場合には、He is a travel bugとも、I am a travel bugとも言いません。Bugだけにtravel bugは飼ったり、刺したりするイメージです。ですから、Travel bugという表現を使って旅行が大好きだ、旅行に行きたいという気持ちを伝えたいときには、I have the travel bugやI’ve been bitten by the travel bugなどと言えます。

travel addict

Travel bugと似た意味に、Travel addictがあります。直訳すると旅行中毒者ですが、You are a Travel Addictと周りの人に言われたら、「趣味は旅行です!」と胸を張って言えるのではないでしょうか。似た表現にdromomaniaがありますが、こちらは放浪癖という意味です。

To travel/ pack light

Travel lightもしくは、Pack lightとは、荷物を軽くするという意味です。旅慣れた人というのはなにかと身軽なもの。そういう人を見ると身軽すぎて心配になるときもありますが、旅行の荷物が少ないと移動しやすいものです。この表現の使い方としては、I’m only going to the south for the weekend, so I have to pack light(週末に南のほうに行くだけだから、荷物は軽めにしなきゃ)と言えます。

To catch the sun

旅行先として大人気のビーチリゾート。ビーチリゾートにやってきた欧米の人々は、観光やショッピングなどには目もくれず、日がな一日ビーチに寝そべって過ごすことが多いようです。そんな彼らの間には、いまだに「日焼け=バカンスに出掛ける余裕がある人」のイメージがあるらしく、To catch the sunは日焼けした人に使用できる英語の表現となっています。この表現は、Be careful you don’t catch too much sun at the beach, remember to put on some sunscreen!(ビーチで日焼けしすぎないように注意して!日焼け止めを塗るのを忘れずにね)と使用できます。

To live it up

旅行好きな人にとって、どんなものでも旅行は楽しいものです。しかし、なんの心配もなく、金銭的に余裕があって心から旅行を楽しんでいるというときには、To live it upという表現が使用できるでしょう。To live it upには、豪遊する、大いに楽しむといった意味があります。例として、We’re really going to live it up in Las Vegas next month!(来月まじでラスベガスで豪遊するつもりだからさあ)などのように使用できます。

To call it a day/ night

旅行中、活動的に過ごすこともあれば、なにもせずに過ごすこともあるのではないでしょうか。なにもしないで過ごすことを、Spend a day doing nothingといいます。ほかの表現としては、To call it a day/ nightが使用されます。To call it a dayもしくは、To call it a nightと使うときには、その日一日なにもしない、もしくは今していることをやめて寝るという意味になります。例として、We went sightseeing in Rome, but we ended up felt so exhausted, we call it a day and went back to the hotel(ローマに観光に行ったけど、結局疲れ果ててしまったので、その日は終わりにしてホテルに戻った)と言えます。

Off the beaten track

Beaten trackとは、世間の常識や一般的な方法という意味です。では、Off the beaten trackならどのような意味になるのでしょうか?使用されるシチュエーションによって意味が少し異なりますが、旅行の会話をしているときにこの表現が登場したのであれば、人里離れた場所にある、辺鄙なところにあることを意味します。例えば、I want to stay on this island all summer because it’s off the beaten track, so there’s not many people here and it’s quiet and peaceful(人里離れたところにある島だから、人が少なく、静かで平和だから夏の間はずっとこの島にいたい)と使用できるでしょう。

  

さまざまな国で入国規制が緩和されつつあります。数年海外に行けなかった分、出国先の感染状況や対策など事前に確認して、注意しつつ海外旅行を楽しめると良いですね。日本も入国規制が緩和されインバウンドが期待されています。円安ですので海外の方が多く入国してくると思います。今のうちに外国語での説明文など事前対策が必要ですね。

  

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