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英語のリスニング上達のコツは勉強方法の意識改革から

英語のリスニングが苦手だという人は少なくありません。しかし、リスニングができないと英会話が成り立たず、英語の勉強が楽しめないなんてことも。さまざまなリスニングの勉強方法がありますが、まずはリスニングに対する意識改革から始めてみてはいかがでしょうか?

リスニングは勉強ではなくスポーツ?

英語の勉強とひと口にいっても、リーディング、ライティング、スピーキング、リスニングなどの分野があり、勉強方法はそれぞれ異なります。日本ではリーディングとライティングが得意な人が多いですが、これは机に向かって勉強する機会が圧倒的に多いからです。

中には、リスニングの勉強のときも机に向かって行っている人もいるのではないでしょうか?ですが、リスニングをリーディングやライティングと同じ、「受動的」な勉強方法で習得するものだと捉えているとなかなか上達しません。リスニングはスピーキング同様、「能動的」な勉強が求められます。

例えば、スポーツを習得しようと思うならルールを知らなければなりませんが、リーディングやライティングがそれに当たります。しかし、スポーツはルールを知ってるだけでなく、実際に体を動かして習得しなければなりません。スピーキングとリスニングは、練習を繰り返して体に覚えさせる部分に相当します。

どんな勉強方法が最適?

スポーツにトレーニングは欠かせないのと同様に、リスニング上達にもトレーニングは欠かせません。トレーニングを積めば積むほど上達しますが、間違った練習方法では上達を見込めないでしょう。

リスニング勉強のために英語を聞くことは大切ですが、ただ聞き流すのは「受動的」な勉強方法です。少しでも早く英語のリスニングが得意になりたいのであれば、英語を頭から聞いて理解するトレーニングを行う必要があります。

リスニングをしているときに心掛けたいのが、パニックにならないことです。わからない言葉が出てきて一度パニックに陥ると、それまで理解できていたことがたちまち理解できなくなってしまうもの。

パニックに陥らないためには、リスニングの内容を頭の中で適切に処理できるようにならなければなりません。その点、英語を頭から聞いて理解することは役立ちます。

英語を頭から理解する方法は?

そもそも、英語と日本語では文法が違うため、リスニングが難しく感じるのも当然です。日本語で「わたしは焼肉が食べたいです」という文章は、英語では「I want to eat yakiniku.」になります。日本語の場合、文章を最後まで聞かないとなにがしたいのかを理解することはできません。ところが、英語の場合には最初の数単語だけでなにがしたいのかはっきり理解できます。仮に「I want to~」しか聞き取れなかったとしても、「You want to what??」と相手に聞き返すことができます。

英語を頭から理解するためには、相手が話す最初の言葉に最大限の注意を払います。さらに、主語、動詞、目的語、補語などの品詞を意識しながら聞くことで、英語を頭から理解しやすくなるはずです。品詞を意識するためには、文法をしっかり学ばなければならないでしょう。

リスニングをするときには、最初から完璧を目指さないようにします。同じ英語圏出身の人同士でも、お互いに聞き取れないなんてことは多々あること。もちろん100%聞き取れればすばらしいですが、たとえその半分しか聞き取れなかったとしてもまずは「ヨシッ!」とするべきです。聞き取れなかった部分は、会話の流れから理解したり質問をしたりするなどして補うことができるでしょう。リスニングできなかったのにわかったふりをすると、上達するものも上達しません。聞き直すのは恥ずかしいかもしれませんが、リスニング上達のためにも聞き返すメンタルの強さを養うことも大切です。

  

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